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序盤の勢いを継続できず 松山英樹「いまの自分なら精いっぱい」

◇米国男子◇デルテクノロジーズ選手権 3日目(2日)◇TPCボストン(マサチューセッツ州)◇7342yd(パー71)

34位で出た松山英樹は1イーグル6バーディ、4ボギーの「67」でプレーし、通算6アンダーの25位に浮上した。序盤にリーダーボードを駆け上がりながら中盤以降にボギーを重ね、「いまの自分ならこれくらいが精いっぱいだと思う」と、自身の状態を冷静に見つめた。

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この2日間は大きく左に出ていた1Wショット。「1番のティショット(3W)もとんでもないところに飛んだ。きょうもパープレーくらいかなと思って出たけど、トントンといった」と、序盤にチャージをかけた。ティショットを326yd飛ばした前半2番(パー5)では、グリーン手前16ydからコブを越えてのチップインイーグルを決め、その後の3連続バーディにつなげた。

序盤の攻勢には、運も味方した。3Wの第1打を大きく右に出した5番では、茂み付近でかろうじてグリーンを狙える位置にボールは止まり、「(運に)救われてますよ」。UTでグリーンの段下20mに乗せると、「めったに入るような距離じゃない」というバーディパットはカップに吸い込まれた。「長いのは100回打ったら1回くらいは入る。その1回が来た感じ」と両手を上げて喜んだ。最終組のスタート前ながら、出だし5ホールで5つ伸ばし、一時はトップ10圏内にまで浮上した。

後半は、出入りの激しい内容でパープレーに終わった。フェアウェイキープ率は3日間最高の71%としたが、パーオン率は61%という数字だった。好材料は「きょうは良かった」という1W。「大きなミスは1回だけだった」としたが、その最難関ホールの後半12番では、この日唯一左に出してボギー。「(ミスの幅を)あの半分くらいにしないとちょっと戦えないレベルではある」と反省も含めた。

今大会の予選を通過したことで、フェデックスランク70位までが進めるプレーオフ第3戦「BMW選手権」(アロニミンクGC/ペンシルベニア州)の出場には大きく前進した。その先には、第3戦終了時点の同ランク上位30人に絞られる最終戦「ツアー選手権byコカ・コーラ」(イーストレイクGC/ジョージア州)が待つ。5年連続の大会出場へ、現時点の同ランク58位からの浮上が求められる。

「残り5ラウンドになるか、(最終戦に進んで)9ラウンドになるかわからないですけど、頑張ります」。まずはバッバ・ワトソンとの2サムラウンドとなる最終日に向け、力を込めた。(マサチューセッツ州ノートン/林洋平)

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