ニュース

米国男子全米プロゴルフ選手権の最新ゴルフニュースをお届け

2018年 全米プロゴルフ選手権
期間:08/09〜08/12 場所:ベルリーブCC(ミズーリ州)

メジャー初制覇なるか フリートウッドの職人気質

◇メジャー最終戦◇全米プロゴルフ選手権 事前情報(8日)◇ベルリーブCC(ミズーリ州)◇7316yd(パー70)

開幕前の公式会見に呼ばれた出場選手のうち、メジャータイトルホルダーでないのはトミー・フリートウッド(イングランド)唯一人だった。昨季の欧州ツアー年間王者は今季「アブダビHSBCゴルフ選手権」の1勝(通算4勝)ながら、欧州のポイントレースで3位、米ツアーでは23位。世界ランキングは11位と、次のメジャー初優勝候補とされる存在だ。

<< 下に続く >>

6月の「全米オープン」で2位に入り、その地位をゆるぎないものにした。「マスターズ」は17位、「全英オープン」も12位タイと各大会で好成績をマークしている。前週の「WGCブリヂストン招待」も2日目を終えた時点ではトップに立つ活躍を見せた(14位で終了)。「僕の次の目標は米国で勝つこと」とステップアップを胸に誓っている。

ショットメーカーとして知られる27歳の話題はいま、そのクラブにある。プロ転向直後から契約を結んできたナイキゴルフが一昨年の夏にクラブ、ボール製造事業から撤退したが、フリートウッドは依然として同社のアイアンを使い続けている。

愛用するVR PRO ブレードアイアンは、もうストックがない。3月の「WGCメキシコ選手権」では7Iと8Iのホーゼル部分が破損し、12本でプレーする羽目になったが、新しいものに替えられないという職人気質な一面をのぞかせる。

以前、同じクラブを使っていたポール・ケーシー(イングランド)は、このアイアンセットのストックを自宅に持っているというが、「お金をもらわないとあげない」、「ライダーカップでチームメートになって必要な時には貸すことにするよ。でも試合が終わったら返してもらう!」とか。そんなジョークにもフリートウッドは「今週、もし7Iが壊れたらどうする?」と聞かれると、「7Iなしでプレーするしかないね。だから壊さないように注意しないと。でも、さほど大きな問題でもないよ」とサラリと言って笑った。

ところで、今年までシーズンのメジャー最終戦となる「全米プロ」は、直近のメジャー3大会の王者が予選ラウンドで同組となるケースが多い。今年もパトリック・リード(マスターズ)、ブルックス・ケプカ(全米オープン)、フランチェスコ・モリナリ(イタリア/全英オープン)というグループになった。3人はみなナイキとアパレル契約を結んでいて…何かしらの吉兆かも?(ミズーリ州セントルイス/桂川洋一)

関連リンク

2018年 全米プロゴルフ選手権



あなたにおすすめ

特集

宮本卓×GDO 旅する写心
ゴルフフォトグラファー宮本卓×GDOのスペシャルコラボコンテンツ。国内外のゴルフ写真を随時更新中!!
やってみよう! フットゴルフナビ
サッカーとゴルフが融合した新スポーツ「フットゴルフ」の総合情報サイトです。広いゴルフ場でサッカーボールを蹴る爽快感を、ぜひ一度体感してみよう!

新着記事


ブラインドホールで、まさかの打ち込み・打ち込まれ!!ゴルファー保険でいつのプレーも安心補償!