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2018年 WGCブリヂストン招待
期間:08/02〜08/05 場所:ファイヤーストーンCC(サウス)(オハイオ州)

縦のジャッジミス続き「72」 松山英樹は連覇苦しく

◇世界選手権シリーズ◇WGCブリヂストン招待 2日目(3日)◇ファイヤーストーンCC(オハイオ州)◇7400yd(パー70)

3アンダーの21位タイから出た前年覇者の松山英樹は3バーディ、3ボギー1ダブルボギーの「72」とスコアを落とし、通算1アンダーの37位タイに後退した。ショット、パットともに振るわず、トップとは10打差。連覇に暗雲が立ち込めた。

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重たい空気がスタートから松山を包み込んだ。出だしの1番、UTで刻んだはずのティショットが左のラフへ。「感触は良かったんですけど、曲がってしまった」。2打目は上空を木で邪魔され、グリーンに届かずボギーを先行させた。

スコアを伸ばしたい続く2番(パー5)では思いもよらないトラブル。フェアウェイから残り230ydほどをUTで放った第2打はグリーン奥のラフにキャリーして、下り傾斜でさらに向こうに。「良いショットだったのに、何であそこに行ったのか…。マネジメントミスも含め、何がいけなかったのかちょっと分からない」。ロブショットでの3打目も、4打目でも乗せられず5オン1パットとして連続ボギーを喫した。

すぐに3番で取り返したバーディも、流れを変える要素にはならなかった。「これから…ってときに、その後なかなか良いショットが続かない」。4番、5番(パー3)と3mほどのパーパットを続けてねじ込んだが、7番(パー3)では第1打を左奥のバンカーに突っ込み、3パットのダブルボギーで後退した。

縦の距離感に苦しむ場面が多く、ジャッジについて「いっぱいミスがありました」と反省した。「自分を信じて打っていない。良いショットを打てたと思ったところでそういうミスが多い。もうちょっと考えてやらなきゃいけない」。パーオンした9ホールで放ったバーディパットの平均距離は33.7フィート(約10.27m/全体49位)。チャンスが少ないラウンドこそ、“松山らしくない”。

同組でプレーし、通算8アンダー6位で終えたロリー・マキロイ(北アイルランド)に引き離される結果になった。「練習場では良いので、それをコースでできるようにしたい。コースでできなきゃ何の意味もない」と、いつも以上に厳しい言葉を自分に突き刺した。バックナインの2バーディを週末への糧にしたい。(オハイオ州アクロン/桂川洋一)

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