<記録>海外メジャー最少ストローク
2018年 全米オープン
期間:06/14〜06/17 場所:シネコック・ヒルズGC(ニューヨーク州)
欧州王者が大会最少ストローク「63」 息子と待った2時間半
◇メジャー第2戦◇全米オープン 最終日(17日)◇シネコック・ヒルズGC(ニューヨーク州)◇7445yd(パー70)
トミー・フリートウッド(イングランド)が大会最少ストローク「63」をマークし、23位からクラブハウスリーダーとなった。12組後のブルックス・ケプカに1打差で惜敗したが、通算2オーバーの2位で終えた。
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風の弱かった昼からのラウンドを8バーディ、1ボギー。この日回った67選手の平均ストロークは72.17。初日と3日目は75を超える平均ストロークになった難しいリンクスコースで、27歳はこれまで4人が達成した大会記録に並んだ。
最終18番でチャンスを外し、昨年の「全英オープン」でブランデン・グレース(南アフリカ)が出したメジャー最少ストローク記録「62」に並べなかった。「どうせだったら62を出したかったね」とトレードマークの長髪をなびかせ、苦笑いした。
ホールアウト後は約2時間30分、後続の結果を待ち続けた。「息子と一緒に見守る。きょうは生まれて初めての父の日だからね」。欧州ツアー年間王者になった昨年に誕生した長男・フランキーくんを胸に抱き、妻のクレアさんと映像を見守った。
吉報は届かなかったが、「ケプカは世界最高の選手のひとり。悔しさはあるけど、彼がどのようにNo.1になるのかを全部見られて良かったよ」と勝者をたたえた。(ニューヨーク州サウサンプトン/林洋平)
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