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2018年 全米オープン
期間:06/14〜06/17 場所:シネコック・ヒルズGC(ニューヨーク州)

パー70で平均ストローク「76.47」 歴代優勝者らが予選落ち危機/全米OP初日

◇メジャー第2戦◇全米オープン 初日(14日)◇シネコック・ヒルズGC(ニューヨーク州)◇7445yd(パー70)

難攻不落の舞台と化したリンクスコースが、多くの有力選手を飲み込んだ。出場156選手の初日の平均ストロークは「76.47」。アンダーパーは「69」でプレーした首位タイの4人だけ。ともに8オーバー101位タイで終えたタイガー・ウッズジョーダン・スピースら歴代優勝者が予選敗退のピンチに陥った。

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開幕前より強まった10m/秒の風と厳しいピンポジションが選手を惑わした。大会3勝(2000、02、08年)で3年ぶりに出場したウッズは、4オーバーで迎えた後半13番に4パットのダブルボギーをたたいた。2mのパーパットを1mオーバーさせると、返しの3パット目を外した。14番もダブルボギーを喫した。「パットがダメだ。タフなセッティングだったけど、(13番の)これはやってはいけなかった」とため息をついた。

2015年大会覇者のスピースは、出だしで砲台グリーンの激しい傾斜の餌食になった。ボギー直後の前半11番(パー3)。グリーン左からの3打目の寄せをラフにクッションさせ、ピンから5mのグリーンに一度は止まった。しかし、ボールの位置まで駆け寄ろうとしたスピースの方に向かってボールはコロコロと転がり、グリーン下まで落ちていった。結局5オン2パットのトリプルボギー。「コースも難しかったけど、出だしがその後を難しくした…」。最後まで悪い流れを断ち切れなかった。

PGAツアーのパワーランキング(優勝予想番付)で1位になったジョン・ラーム(スペイン)も8オーバーの101位。ジェイソン・デイ(オーストラリア)は9オーバー114位、ロリー・マキロイ(北アイルランド)は10オーバー128位。あすも強風の予報が出ており、優勝候補と目された選手たちがこぞって予選落ちする可能性もある。(ニューヨーク州サウサンプトン/林洋平)

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