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ウッズと一緒でちゃんとした?松山英樹「イーグルは完璧」

◇米国男子◇アーノルド・パーマー招待byマスターカード 初日(15日)◇ベイヒルクラブ&ロッジ(フロリダ州)◇7419yd(パー72)

左手親指付け根の痛みによる戦線離脱から1カ月半ぶりにツアーに復帰した松山英樹は「70」で回り、2アンダーの22位タイで発進した。1イーグル3バーディ、3ボギーの内容にまずは及第点。途中棄権した2月「ウェイストマネジメント フェニックスオープン」以来のラウンドで、上々のスタートに安堵した。

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カムバックして最初の実戦は、なんとも重圧のかかる組み合わせ。タイガー・ウッズジェイソン・デイ(オーストラリア)とのペアリングには、気温5℃の寒さに包まれた午前8時過ぎのティオフから、大観衆が詰めかけた。松山は出だし10番で第一打を左ラフに入れ、バンカーからの“寄せワン”でパー発進。12番(パー5)で最初のバーディを決めた。

左ラフ、右手前バンカーと渡り歩いた15番をボギーとした後、16番(パー5)で見事なイーグルを奪った。1Wでフェアウェイど真ん中をとらえ、残り200ydを7Iで2オンに成功。5mのフックラインを沈め「あの3打は完璧でしたね」と胸を張った。

後半アウトは2つのパー5(4番、6番)をいずれもバーディ。一方、2つのパー3(2番、7番)でショートゲームにミスが出てボギーとしたが、最終9番ではグリーン奥の深いラフからピンそば1m強に寄せてパーでフィニッシュ。

「うまく打てていた部分もあるが、練習が少ない分、チャンスにつけられなかった。(距離を)合わせるショットが全然うまくいかなかった。けれど、フルショットに関しては、曲がってますけど、芯には当たっていた。スイングのどこを調整すればいいか、というところまでは来ている」。“試運転”の雰囲気も認識しながら、首位とは6打差で終えた初日に納得した。

ウッズが生む熱狂に包まれながら復帰ラウンドを終え、「まあ…本音を言えば、もっと静かなところで回りたいですよね」と正直に笑った。「でもこういうメンバーで回れたからこそ、良いプレーもできたと思います。緊張感があった? というよりは“ちゃんとしなきゃ!”みたいな(笑)」。ほどよい刺激で、失われた試合勘を早く戻せれば何よりだ。

離脱を強いた患部は2月中に痛みが引き、じっくりと調整してきた。松山は「変わらず痛みは出なかった。いつ出るか分からないという不安はありますけど、きょうは出なかった。いい感じかなと思います」と、リスタートを前向きにとらえた。開幕前に「4日間プレーすることが大事」と控えめな目標設定で臨んだ試合。上位での滑り出しだけに、2日目以降のハードルは少し上がるかもしれない。(フロリダ州オーランド/桂川洋一)

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