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背後に迫ったカットライン 松山英樹は決勝進出に安堵

◇米国男子プレーオフ第2戦◇デルテクノロジーズ選手権 2日目(2日)◇TPCボストン(マサチューセッツ州)◇パー71(7342yd)

42位で出た松山英樹は2バーディ、2ボギーの「71」で回り、通算1オーバーの47位で決勝ラウンドに進出した。一時はカットライン付近まで後退したが、後半に巻き返して2戦連続の予選落ちを阻止。ホールアウト後は安堵感が漂った。

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午前組で出た松山が後半を迎えた時点のカットラインは、4オーバー。バンカーからの2打目をあごに跳ね返された前半15番でボギーを先行させると、1番では5mのバーディトライから3パットを喫して3オーバーまで後退した。

4番の初バーディで一歩浮上して迎えた終盤。6Iで放った8番(パー3)のティショットは、ピン手前に着弾しカップに向かった。ピンに当たってわずかにすり抜けたが、50cmにピタリ。「これくらいでしょ?スッキリできたのは」。納得の一打で“お先にバーディ”を奪い、決勝ラウンド進出を大きく手繰り寄せた。

フェデックスカップランク1位で進出した前週のポストシーズン初戦は、2日目の上がり3ホールで崩れて、一気にカットラインを下回り予選落ち。「(きょうの上がり2ホールを)パー、パーで上がればいいかなと思っていた。前週の上がり3ホールをボギー、パー、ボギーで落ちたので、再来になるかと思ったから。通れて良かった」と冷や汗をぬぐった。

ショットの状態については、フェアウェイキープ率が前日から約30ポイント上昇して64.29%となったが、「結果だけ。(ショットの感触は)全然戻って来ない」と首を横に振る。チャンスにつける場面はありながら、パットも決めきれなかった。「つながりがない。良いショットを打った後でパットを決められない。次に打つショットも悪くなる、という感じ。そういうスイングやパッティングをしているのもある」と言った。

だが、意地で手放さなかった週末の切符の価値は決して小さくない。同組で回ったジョン・ラーム(スペイン)が10打上のトップにいるが、自身の状態を上向かせることに集中する。「(感触が)戻れば上位に行ける感じはある。けど、そこがないから。4日できるのは楽しみだし、2日間で良いプレーが出来るように頑張りたい」と見据えた。(マサチューセッツ州ノートン/林洋平)

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