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石川遼が猛練習中 ロフト64度のロブウェッジ

◇米国男子◇ウェイストマネジメント フェニックスオープン 事前情報(1日)◇TPCスコッツデール(アリゾナ州)◇7266yd(パー71)

2013年から5年連続の大会出場となる石川遼は開幕前日の1日(水)、日中に当地の練習場で最終調整を終えた。ショットのスイングとともに、ショートゲームを丁寧に確認。黙々とクラブを振り込んだ。

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今年に入って、石川はキャディバッグの3本のクラブを入れ替えた。好調の1W(キャロウェイゴルフ GBB エピック スター)のほか、ウッド型のUT(スチールヘッド XR ユーティリティ)を実戦テスト中。そして新たにLWとして、ロフト64度のウェッジ(MACK DADDY 2)を握っている。

昨年までのクラブセッティングで、最もロフトがあったクラブは59度のSW。石川は「59度については距離感が体に染みついているから代えられない」という。64度はアプローチのバリエーションを増やすために加え、目下猛練習中だ。

課題のひとつがバンカーショット。現状はSWとLWを局面ごとに「両方を使っている」。同じ距離でも「ボールの落ち方が少し違う。59度ではグリーン上のラインに乗って転がる感じがあるけれど、64度で打つとそれが少ない」と、それぞれの特徴をつかむのに時間を割いている。この日も強い日差しを浴びながら、試行錯誤を続けていた。(アリゾナ州スコッツデール/桂川洋一)

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