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松山英樹 納得の首位「良い流れでプレーできている」

◇米国男子◇ヒーローワールドチャレンジ 2日目(2日)◇アルバニーGC(バハマ)◇7302yd(パー72)◇

最終組で回った松山英樹が、静かにリーダーボードの一番上に浮上した。前半を2バーディで折り返すと、後半は3連続を含む4バーディ(1ボギー)。この日「67」で通算12アンダーとして、ダスティン・ジョンソンと並ぶ首位に立った。

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7番ティに上がった松山に、遠くから大きな歓声が聞こえてきた。「ホールインワンだ」とつぶやいた松山だったが、実際は16番でタイガー・ウッズが6mのパーパットを決めてガッツポーズを見せたことへのリアクション。多くはないギャラリーの大半がウッズ組に付く中で、松山はリラックスムードでホールを重ねた。

5つあるパー5のうち4つでバーディ。唯一取り損ねた6番も、5mのバーディパットがカップをくるりと回って外れたもの。「ショットもアプローチもパットも完璧というわけじゃないけど、それでもこうやってスコアが伸ばせている。良い流れでプレー出来ているのだと思う」と納得顔で振り返った。

「ミスしたときにパットが決まってくれている」ということを、直近4戦で3勝(ワールドカップを除く)という好調の要因に挙げた松山。米ゴルフチャンネルの解説者は「彼は(開幕前日の)水曜日に最後までパッティンググリーンに残って練習していた。その成果が現れている」と熱心な準備を評価した。

今週は、エースキャディの進藤大典氏が休んでおり、代役はプロキャディで、今年は岩田寛のマネージャーとして米ツアーに帯同していた乾芽衣さんが務めている。ラウンド中、年下の松山がキャディに敬語を使って会話しているのも、また新鮮だ。(バハマ・アルバニー/今岡涼太)

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