最終日にホールインワンを含む2イーグル！国内ツアーでの賞金王獲得に弾みをつけたキム・キョンテ

国内ツアーの賞金王争いをリードするキム・キョンテ（韓国）が、日本での試合を休んで参戦した世界ゴルフ選手権シリーズ「WGC HSBCチャンピオンズ」で、最終日に2イーグル、4バーディ、2ボギーの「66」をマークして通算9アンダーの27位タイでフィニッシュした。イーグルのうち1つは、17番（パー3）でのホールインワン。副賞として、米ゼネラルモーターズが来春発売するキャデラックの新車VT640T（70万元／約1400万円）を獲得した。

10番スタートの最終日、17番は右奧に切られたピンまで186yd。「4Iでちょうどの距離だったけど、ちょっとアゲンストだったので3Iで飛ばない低い球を打った。上りのパットが残ってパーなら良いと思ったけど、マウンドを上ったところで球が消えた。ギャラリーの声で分かりました」と、試合では3度目となるホールインを振り返った。

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「ショットがあまり良くなかった」という今週だが「アプローチとパターがすごく良かった」と、小技でスコアをまとめ上げた。

初日、2日目と同組で回ったのは、結果的に優勝したラッセル・ノックス（スコットランド）。「彼はあまり飛ばさなかったけど、コントロールがうまかった。パットもあまりラインを読まないで、決めたら打つのがすごく早い。自分のスタイルで行くのが大事だと思った」と、刺激を受けた。

次週は日本に戻り、再び賞金王獲得へと邁進する。「ちょっと疲れていると思うから、体力キープが一番。そりゃあ、早く（賞金王を）決められたらいい」と、大きなお土産を手に帰国する。（中国・上海／今岡涼太）