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石川遼は53位発進 ぶっつけ本番で感じた“怪我の功名”

2015/07/24 09:11


米国男子ツアー「RBCカナディアンオープン」が23日(木)、トロント近郊のグレンアビーGCで開幕。上半身の痛みから、前日のプロアマ戦を急遽欠場した石川遼は強行出場の末、1イーグル、3バーディ、3ボギーの「70」で回り、2アンダー53位タイでスタートした。

来季のシード権確保に苦心し、6月の「全米オープン」から続く6連戦目。表情に疲労の色を隠せず、体に痛みを感じたままティオフした石川は、序盤2番(パー5)でグリーン手前バンカーからの3打目をチップインさせてイーグルを奪取。続く3番で4mを沈めてバーディとし、幸先よく滑り出した。

9番で2m、13番で3mなど中盤にチャンスを逸し「最低でも3アンダー、4アンダーで回りたかった」と悔やんだが、ピンチで粘り強さも見せた。14番では第2打を右サイドのクリークの縁からフェアウェイにレイアップし、残り89ydをピン手前1.5mにつけてパーセーブ。最終18番(パー5)で、残り68ydから3打目を低弾道のアプローチでピンに絡めてバーディフィニッシュを決めた。

前週の「バーバゾル選手権」を終えて20日(月)に当地入りし、火曜日は体力面を考慮し練習場での打ち込みだけ。コースチェックの唯一の機会として考えていた水曜日のプロアマ戦をキャンセルしたことで、この日は“ぶっつけ本番”のラウンドだった。同コースで行われた2年前の大会の記憶と、佐藤賢和キャディの事前準備が頼みの綱。18ホールで実に7回バンカーに入れるショット内容で、なんとか初日をアンダーパーでまとめた。

前日は宿舎に帰ってから、日本にいるトレーナーに国際電話で“問診”。「移動も多くて、呼吸が全体的に浅くなっている。血流が悪くなって身体にハリが出てしまった」。右手首から腕にかけて腫れが残るが、ストレッチなどのセルフケアを施して「7、8割は痛みが取れてきた。徐々に良くなってくる」という。

「準備万全という感じで木曜日を迎えられなかったが、逆にそれがある意味で自分にプレッシャーをかけずにできた面もあった。考えようによっては、結局プラスマイナスゼロだったかと思う」。満足いく出来ではなかったが、“怪我の功名”のメンタル面での恩恵も実感する石川。練習を制限される状況を受け入れて歯を食いしばる。(カナダ・オークビル/桂川洋一)

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