石川遼 今季3度目のトップ10も反省「熱中症を甘く見た」
2015年 ザ・メモリアルトーナメント
期間:06/04〜06/07 場所:ミュアフィールドビレッジGC(オハイオ州)
石川遼 目指すはスロースターター返上
米国男子ツアー「ザ・メモリアルトーナメント」は4日(木)、オハイオ州のミュアフィールドビレッジGCで開幕。石川遼は2012年に9位に入ったジャック・ニクラスのホスト大会に4年連続の出場を果たす。
2週前の「クラウンプラザインビテーショナル」では初日首位タイでスタートしながら、日々順位を落として43位フィニッシュ。2日目に「空回りしてしまった」と胸の内は悔しさでいっぱいだったが、いまは「これも良い経験」と振り返ることができる。これまでの石川は、どちらかといえばスロースターターとして自身を分析。初日はショットとコースの状態を把握するべく、安全運転を心がけるケースも多かった。
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「クラウンプラザ―」初日にマークした「64」は、第1ラウンドを60台でまとめた、今季わずか2度目のケースだった。開幕前日までにきっちりと準備が整えば、スタートダッシュが可能なことも学んだ。
「ひとり、ふたりは初日から爆発的なスコアが出るが、それができなくても首位とは3打、4打差というスタートを目指したい。集中力と判断をしっかりやっていければ」。オープンウィークとした前週は、ドライビングレンジで1球ごとにターゲットの方向を変えて、より実践を意識したショット練習に励んだという。
先月、出場権が巡ってきた名誉あるトーナメント。「この試合は雰囲気がすごい。メモリアルにまず出られるということが大事。来年もここに来られる成績を残したい」と、今年も誇りを持ってニクラスの庭を歩く。(オハイオ州ダブリン/桂川洋一)
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