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RBCヘリテージ
期間:04/16~04/19  場所: ハーバータウンGL(サウスカロライナ州)

93位→7位 スピースが予選落ち危機から優勝争いへ

グリーンジャケットは伊達じゃない…ジョー グリーンジャケットは伊達じゃない…ジョーダン・スピースは予選落ちを回避するどころか、上位に進出

これがマスターズ王者の底力だ。サウスカロライナ州のハーバータウンGLで開催中の米国男子ツアー「RBCヘリテージ」2日目。3オーバーの93位タイから出たジョーダン・スピースが9バーディ、ノーボギーの「62」(パー71)で回り、通算6アンダーとして7位タイに急浮上した。

一流のプレーヤーはほんの些細なズレを直すことで、見違えるような姿になる。スピースの場合もそうだった。「朝の練習場で(構えた時の)ボールのポジションが少し違うと気づいたんだ」。わずかな修正ポイントに気付いたマスターズ王者には、「74」を叩いて連続アンダーパーラウンドが16で途切れた前日の面影はなかった。

スタートの10番で3mを沈めてバーディを先行。6mを決めた14番からの2連続を含め、前半インで4バーディ。「予選落ちして早く家に帰りたくない。きょうは易しいコンディションになると思っていたから、最低でも2アンダー、(キャディの)マイケルとスタートする時に『きょうは3つ伸ばそう』と話していた。でも3つバーディを獲った時には『やっぱり6つ伸ばそう』ってね」

勢いは後半に衰えるどころか増すばかり。同組でプレーし、通算8アンダー2位につけたマット・クーチャーとのバーディ合戦をリードし、後半は5バーディ。引き連れた大ギャラリーの熱も最高潮に達した終盤8番では、グリーン手前からの3打目をチップインさせてみせた。

「62」は2013年「ドイツバンク選手権」でマークしたツアーでの自己ベストに並ぶビッグスコア。4連戦で蓄積された疲労を言い訳にしないが、「あしたのスタートは遅くなるだろうから良かった。よく眠っていられるね」と、おどけてみせた。

「今の時点ではまだ、あしたのムービングデーに順位を動かすことだけ考えたい。最終日最終組に入れれば、日曜日にチャンスが出てくる」とスピース。メジャーを制した翌週に再び優勝を飾れば、2006年に「全米プロゴルフ選手権」、「WGCブリヂストンインビテーショナル」で2週連続勝利を飾ったタイガー・ウッズ以来の事例となる。(サウスカロライナ州ヒルトンヘッドアイランド/桂川洋一)


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