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石川遼、2015年初戦は予選落ち「レベルはまだまだ」

米国男子ツアーの2014-15年シーズン第10戦「ヒュマナチャレンジ クリントンファウンデーション」。全選手が異なる3コースをプレーする予選ラウンドの3日目、石川遼はPGAウエスト・ニクラスコースを回り、5バーディ、1ボギー、1ダブルボギーの「70」。通算6アンダーとして順位を75位から85位に下げ、自身の2015年初戦で予選落ちを喫した。

最後の最後に手痛いミスが出た。カットライン上と見られた通算7アンダーで迎えた最終18番。フェアウェイ右サイドから8Iでの第2打はグリーン左のマウンドにあたり、さらに左にこぼれた。打ち上げてから下るラインにアプローチで乗せて2mに寄せたが、パットを外しボギーフィニッシュ。痛恨の2打目を「(ずっと)ライン取りに不安があったのが、出てしまった感じ。左に出てしまった。ミスした自分のレベルはまだまだ」と悔やんだ。

3日間で一番強い風が吹いたこの日は、早朝から様子がおかしかった。ドライビングレンジに姿を見せるなり、ハリの出た腰に手をやり表情をゆがめた。「(前日から)気圧が変わって、気を付けなければいけない状況だった」。地面に座り、スタッフのマッサージを受けること2回。ショットの練習は不十分で、1Wは3度振って止めた。

作り笑顔を浮かべて立った1番ティ。1Wで右のブッシュへ打ち込み、ロストボールとしてダブルボギー発進。バーディラッシュが必要なラウンドでいきなり後退を迫られた。4Wでグリーン左奥まで運んだ4番(パー5)から2連続バーディを決めたが、その後はパットがカップの縁を舐めるシーンが相次いだ。

「上がり3ホールで連続バーディが必要」と感じた終盤。16番は下りの6mを沈め、続く17番(パー3)は7Iでピン奥1.2mにつけて2連続バーディとしたが、このスーパーショットも「ライン取りに不安があって、『たまたま』『気合いで』という感じだった」と明かした。

重心をどっしり落とした新しいスイングは、しなやかに大きな弧を描く。「効率良く、狙ったところに打つためのスイング。形よりは、いかに自然体で打てるかどうか。今まで自然体でなかったところを、自然にしようとしている」という取り組みだ。

ただ、実戦となると「どこを向いているか不安になる」という状態を露呈した。18番では1Wを短く持ち、フェードボールでフェアウェイに置く新しいショットを見せ「少しバリエーションが増えた」と胸を張ったが、「自信が出てくれば、あの球でも10yd前に打てるはずなんです。(8Iで打った)セカンドは本当は9Iで打ちたかった。でも、今はフェアウェイに打つので精一杯」と試行錯誤の初期段階であることをうかがわせた。

次週「ウェイストマネジメント フェニックスオープン」はタイガー・ウッズをはじめ、松山英樹ほか強豪が集結。「今週、3日間アンダーパーで回れたのは、レベルの低い話かもしれないが良い材料。2年前に感じた(米ツアーの)すごいレベルの差はない」。戦いの場をアリゾナに移し、進歩を結果で示したい。(カリフォルニア州ラ・キンタ/桂川洋一)

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