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不安から自信へ 松山2週連続の優勝争い「先週とは違う」

2014/06/01 08:48

オハイオ州にあるミュアフィールドビレッジGCで行われている「ザ・メモリアルトーナメント」の3日目、松山英樹は6バーディ3ボギーの「69」で回って通算10アンダーとし、首位と2打差の3位で最終日へ。2週連続で日本人史上4人目の米ツアー優勝のチャンスを掴んだ。

この日のフェアウェイキープ率は100%。「ティショットがフェアウェイに行ってくれて、その結果バーディチャンスも多かった」と、15番(パー5)で7メートルのイーグルパットがカップを半周する悔しいバーディもありながら、計6個のバーディをもぎ取った。

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一方で、11番(パー5)ではアプローチミスから最後は1メートルのパーパットがカップに蹴られ、続く12番でも1.5メートルを外してボギー。「ショートパットが入らなかった」と、先週と同じ課題を口にした。

3日間を通して一番の難易度を誇る最終18番は、フェアウェイから168ヤードを8Iでピン上4.5メートルにつけてバーディフィニッシュ。それでも、これは彼の中では“パッティング”には含んでいない。「あれは打つというより触るだけ。たまたま難しいラインについてくれたのが良かった」。

求めるものが高いだけに、満足には至っていない。だが、そのレベルが上がっていることはこの2週間での最終日のスタート位置を見れば明白だ。前週は最終組で、そして明日はそのひとつ前でプレーする。

決戦の日、同組となるのはプレジデンツカップでタッグを組んだアダム・スコット(オーストラリア)。「先週は不安だったけど、今週は自信を持って出来ている。先週と今週は違います」と、強気なコメントも口をついた。チャンスは「先週よりもあると思う」と睨む眼光の先には、新たな歴史が待っている。(オハイオ州ダブリン/今岡涼太)



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