松山英樹「もうちょっとだけ…」 迫る爆発への手応え
2014年 クラウンプラザインビテーショナル
期間:05/22〜05/25 場所:コロニアルCC(テキサス州)
【速報】松山英樹が首位でホールアウト 米ツアー自己ベストの「64」
米国テキサス州にあるコロニアルCCで行われている「クラウンプラザインビテーショナル」の3日目、通算1アンダー36位から出た松山英樹はPGAツアーでの自己ベストを更新する6バーディノーボギーの「64」(パー70)で回って通算7アンダーとし、ホールアウト時点で首位タイに浮上した。
2番で4メートル弱のバーディパットを沈めた松山は、続く3番で右ラフからの第2打が大きくグリーンオーバーしてしまうピンチ。奥のカート道付近のラフから54度のウェッジで放った3打目が、グリーン手前の斜面へクッションを入れてボールの勢いを殺し、ピンそば90センチにピタリと止まるアプローチとなり、ナイスパーをセーブした。「2番、3番を良い感じで回れたので、その後に繋がった」と汗を拭った。
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前日はことごとくカップに嫌われたパットも、この日は5番で7.5メートルのバーディパットを沈めるなど、復調気配。「たまたま今日のピンは読みやすかったし、でもストロークも昨日より良くなっている」。その後も11番、14番、16番とバーディを積み上げた。
一方でショットに関しては「昨日より手応えは悪い」ときっぱり。16番(パー3)では177ヤードを8Iでピンそば90センチに突き刺したが、「良いショットはそれくらい。(外から見ただけじゃ)そりゃ分からないでしょう」と、感覚としては万全ではないことを明かした。
それでも、久しぶりの優勝争いに向けて気持ちは高まってきている。「この位置で回れて嬉しいし、明日はそれ以上の結果を求めてやっていきたい」と言う松山。スタート時間の遅い上位陣がこれからスコアを伸ばしていくことが予想されるが、明日は優勝争いに絡んだ位置で迎えることとなりそうだ。
今季の松山は「フライズドットコムオープン」で3位タイ、「ウェイストマネジメントフェニックスオープン」で4位タイと2度のトップ10に入っている。