全英2位のマット・クーチャー、15年ぶり日本ツアー出場 10月のブリヂストンOP
2014年 シェル ヒューストンオープン
期間:04/03〜04/06 場所:ゴルフクラブ・オブ・ヒューストン(テキサス州)
マット・クーチャー 悪夢の18番に散る
「シェルヒューストンオープン」最終日、ゴルフ・クラブ・オブ・ヒュースオンの最終18番を迎えたマット・クーチャーは、1打差をつけて単独首位に立っていた。
ティショットをフェアウェイに置き、グリーン左奧に切られたピンまでは残り214ヤード。「逃げたくなかった」とクーチャーは言う。「パーで勝てることは知っていた。(左サイドの池から)逃げて、(少なくともプレーオフに残る)チャンスを待つ方がスマートだろう。でも僕は、パーを獲って勝ちたかったんだ」。
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「不運にも少し左に出てしまった」という2打目は池に消え、プレーオフではマット・ジョーンズ(オーストラリア)にチップインバーディを奪われて、呆然とするしかなかった。「振り返ってみると、右サイドのバンカーからはパーが獲れる。でも、池からは無理だ。少し固執しすぎていた」。
この2週間は4位と2位。2007年に「シェル ヒューストンオープン」が「マスターズ」前週に移ってから(13年のみ2週間前)、今大会の優勝者がオーガスタでトップ10に入ったのは10年のアンソニー・キムただ1人。データを信じれば、負けても悪いことばかりではない。(テキサス州ヒューストン/今岡涼太)
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