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2013年 ウィンダム選手権
期間:08/15〜08/18 場所:セッジフィールドCC(ノースカロライナ州)
石川遼、松山英樹が最終戦会場で練習ラウンド
米国男子ツアーの「ウィンダム選手権」は15日(木)から4日間、ノースカロライナ州のセッジフィールドCCで行われる。今季のレギュラーシーズン最終戦には石川遼と松山英樹が出場。前週の「全米プロゴルフ選手権」で、ともに4日間を戦い抜いた両者は、現地入りした月曜日は主に休養に充て、13日(火)に練習ラウンドを行った。
2人は開幕前日14日(水)のプロアマ戦に出場できないため、この火曜日がコースチェックできる最後の機会。18ホールを回り、状態を確かめた。
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予選落ちした昨年に続く2年連続の出場となる石川だが、芝がきめ細かく生えそろった今年は、コンディションが変わったと指摘する。特に傾斜の大きなグリーンは硬さもスピードも上がり、「9番アイアンでも4、5メートル転がるところがある。シンプルにピンを狙えない部分がある」と警戒した。
今週、来季のシード権を確定させるためには、今大会で4位前後の成績を残し、賞金ランキングか、フェデックスカップランキング(現在ともに151位)を125位以内に引き上げなければならない。「初日のスタートで30位以内に入ることが大事。そこができれば優勝争いを目指したい」と一発逆転を狙う。
一方の松山は、賞金ランキングを113位相当まで順位を上げ、シード権をほぼ手中に収めた。しかし「今週が終わってみないと、確定とは言えない」と慎重。今大会も「しっかり予選を通過して、上位を目指して頑張ります」とやはり最低限の目標を掲げた。
米国での評価もうなぎのぼりで、ツアーのホームページが掲げる、毎試合のパワーランキング(優勝予想番付)において、松山は今週7位にランクイン。それでも、周囲の反応にはどこ吹く風。「グリーンは傾斜が大きいので、上に付けないようにしないと。ラフはこの2週(ブリヂストンインビテーショナル、全米プロ)に比べたら短いけれど、グリーンは硬いので、やっぱりラフからでは止まらない。コントロールしながらやりたい」と冷静沈着に話した。(ノースカロライナ州グリーンズボロ/桂川洋一)