「WGCブリヂストンインビテーショナル」フォトギャラリー
2013年 WGCブリヂストンインビテーショナル
期間:08/01〜08/04 場所:Firestone Country Club (South)
小平智が日本勢最高の19位発進「アンダーパーを」
オハイオ州のファイヤーストーンCCで開幕した「WGCブリヂストンインビテーショナル」初日。6月の国内メジャー「日本ゴルフツアー選手権 Shishido Hills」でツアー初優勝を挙げて今大会の出場権を手にした小平智が2バーディ、2ボギーの「70」で回り、イーブンパーの19位タイでスタートした。
松山英樹がホールアウトする直前にティオフした小平は、出だしの1番で早々にピンチを迎えていた。第1打を左に曲げ、セカンドはグリーン右手前のバンカー。しかし続く1.5メートルをねじ込み、パーで切り抜けた。
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すると続く2番(パー5)で2オン2パットのバーディ。「ショットがダフリ気味でおかしかった」と6番をボギーとしたが、その後もパーオン率5割以下ながら、我慢を続けてパーを並べた。後半に入り、15番(パー3)でボギーを叩くが、667ヤードの通称“モンスター”16番(パー5)では、3オンから3メートルのフックラインを沈めてバーディを奪取。「自分では上出来。パープレーで回れるとは思っていなかった」と驚きの中にも手応えがあふれるラウンドとなった。
先月の「全英オープン」では2日連続で80台を叩いて、予選落ち。メジャーデビューで試練を味わった。しかし「全英を経験したことで緊張しなかった」。米国入り後、谷口徹と練習ラウンドと行っているが「毎日ステーキでもいい」という食欲旺盛な小平の胃袋に、ベテランは苦笑いするほど。若さ全開でプレーを続けている。
この日の午後は、ほとんどのホールで横風が吹く難しいコンディションだった。それでもなんとか耐え忍んでのイーブンパー。「今日みたいなゴルフをして、アンダーパーを目指していきたい」。上位進出にはもちろん“赤字”が必要だ。(オハイオ州アクロン/桂川洋一)
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