B.スネデカーが首位浮上 松山は24位タイに後退
2013年 RBCカナディアンオープン
期間:07/25〜07/28 場所:Glen Abbey Golf Club
石川遼はMDFで終戦 レギュラーツアー出場は残り2戦に
PGAツアーにはMDFというルールが存在する。“Made [cut] Didn't Finish”の頭文字を取ったものだが、予選を通過しても最後までフィニッシュできないということを意味している。これは、決勝ラウンドに進出した人数が79人以上の時に適用され、(最終日の進行等を考慮して)土曜日に再び70位タイまでのカットが行われる。
「RBCカナディアンオープン」3日目、前日カットライン上で予選通過を果たした石川遼。出だしは3番、4番(パー3)と2メートルほどのバーディチャンスにつけたが、このパットを外すと、6番でティショットを右バンカー、2打目をグリーン手前の池に入れてしまい、ダブルボギー。続く7番では3パットとあっさり3打落としてしまう。その後も立て直せずに、ズルズルとスコアを落として「80」の大叩き。通算7オーバーの77位でMDFが適用されることとなった。
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「アイアンで1回右に行って、その後ドライバー、アイアンと続けて右に行ったので・・・。途中から、スイングの感覚が悪くなった感じはありました。自分で良い方に持って行けなかったのは今週の良くなかったところ。まあでも、気持ちを切り替えていくしかないですね」。
とはいえ、シード権の維持を狙う石川に残されているレギュラーツアーは来週の「リノタホオープン」と最終戦の「ウィンダム選手権」2試合だけ。フェデックスカップポイントで来年のシード権を獲得出来る125位以内に入るためには、最低でも130点ほどが必要となる。試合毎のポイント分配は異なるが、これは2試合共に一桁順位、もしくは1試合でトップ3に入るのが大まかな目安だ。
「こういうふうになってしまったのも自分の実力。これから特に自分に重圧をかけたりというよりは、やるべきことをやって、練習を続けてという感じですね」。石川は淡々と言葉を漏らした。(カナダ・オークビル/今岡涼太)