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松山英樹は、最終日へ向け一時沈黙

ムービングデーと呼ばれる土曜日。「RBCカナディアンオープン」のリーダーズボードは激しく動いた。ブラント・スネデカーが9アンダー「63」をマークして16位タイから単独首位にジャンプアップ。ダスティン・ジョンソン「63」、マット・クーチャー「64」、デビッド・リングマース(スウェーデン)「65」と、上位にはビッグスコアが並んだ。

だが、松山英樹は沈黙していた。通算6アンダーの9位タイからスタートしたが、前半9ホールはすべてパー。10番でボギーが先行して通算5アンダーへと後退する。

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「(ショットもパットも)どっちもそんなに悪い感じはなかったけど、ちょっとしたところで入らなかったり、完璧に打ったショットが思ったより逆風が吹いてバンカーに入ったり・・・」。

16番(パー5)でも2オンに成功するが、2段グリーン下からのファーストパットは3メートルショートする。「でも、あのパットを入れることが出来て、流れが変わった」と松山。この日初めてのバーディを奪ってスコアを戻すと、続く17番はフェアウェイからピンそば2メートルにつけて連続バーディ。「ティショット、セカンド、パットと全部完璧だった」と頬を緩めた。

上がり3ホールで2バーディを奪った松山は、この日1アンダーの「71」で通算7アンダーへとスコアを伸ばすも、順位は24位タイへとダウン。米ツアーの層の厚さを味わったが、最終日へ向けて諦めてはいない。

「17番のようなゴルフが出来れば、8アンダー、9アンダーは夢ではないと思うので、まずはしっかりショットを修正したい。ロングは4つとも獲れるロングなので、まずは4アンダーを目標に、そこからいくつ縮めていけるかが勝負だと思う」。米ツアー直近2戦は、それぞれ最終日に4日間のベストスコアをマークしている松山。明日もその再現となるだろうか。(カナダ・オークビル/今岡涼太)

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