【3R】石川遼 全ショット詳細
2013年 ウェルズファーゴ選手権
期間:05/02〜05/05 場所:Quail Hollow Club
石川遼 “一番うれしかった”予選突破を活かし47位浮上
ノースカロライナ州のクエイルホロークラブで行われている米国男子ツアー「ウェルズファーゴ選手権」の3日目。予選カットライン上の69位タイに滑り込んで決勝ラウンドに進んだ石川遼は、この日は1番で2打目をグリーン奥のカラーに運ぶと、約7メートルのパットを沈めてバーディ発進。さらに続く3番では約10メートルのバーディパットを沈めるなど、好調なスタートを切った。
「明らかにイメージも出ていたし、タッチも合っていた。ミスもあったけど、グリーンのスピードがまるで別のグリーンのように今日は速くなっていたので、そこは上手く対応できた」と、アプローチとパッティングが冴え、5番(パー5)ではグリーン手前花道から、3打目のアプローチを約1メートルに寄せてバーディ、さらに7番(パー5)でも、約20メートルのアプローチを1メートルに寄せてバーディを重ねた。昨日のドライバーの修正点も早々に効果を得られ、「今日は起き上がらないで、しっかり体が回転できているので、タイミングが合ってきた」ことに加え、「出球もイメージ通りに運べていて、だいぶ合ってきている」と、手応えを掴んだ。
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しかし9番でこの日はじめてのボギーを叩くと、後半13番(パー3)ではティショットをグリーン右カラーに外し、そこから3パットのボギー。さらに最終18番では、ティショットをフェアウェイ右サイドのバンカーに入れると、2打目もグリーン手前のバンカーへ。3打目を寄せきれずにボギーフィニッシュとした。好発進から一転してのホールアウトに、「ボギーにしてしまって、その後のバーディチャンスを活かせなかった」と悔やんだ。それでも、4バーディ、3ボギーは今週初のアンダー。通算1オーバーの47位タイに浮上したラウンドに「今日はボギーよりバーディの数が上回り、4つ以上バーディが獲れるようにというのを目標にしていたので、それができたのはよかった」と及第点を与えた。
ただ「願うしかなかった」と、今大会予選カットラインギリギリでの通過を果たした石川。「今回の予選通過は、ボクにとっては今年で一番うれしかったことですね。ホントに今日は良いラウンドで、プラスになるラウンドができたので、この予選通過は大きかったなあと思います」。日ごとの大きな収穫と実戦を経て、石川は明日の最終日に臨む。
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