開幕2日前の9日も練習ラウンドをともにした石川と藤田。

11日（木）に開幕する今季の海外メジャー初戦「マスターズ」の主催者は9日（火）、予選ラウンド2日間の組み合わせを発表した。

2005年以来5度目の大会制覇、メジャー通算15勝目がかかるタイガー・ウッズはルーク・ドナルド（イングランド）、スコット・ピアシーと同組。世界ランク2位のロリー・マキロイ（北アイルランド）はキーガン・ブラッドリー、フレドリック・ヤコブソン（スウェーデン）とともにティオフする。

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昨年大会覇者のバッバ・ワトソンは、慣例通り前年度の「全米アマチュア選手権」王者のスティーブン・フォックス、そしてイアン・ポールター（イングランド）とペアリングを組んだ。また、開幕初日に14歳5か月17日でメジャー史上最年少出場を果たす、中国のグァン・ティンランはマスターズ2勝のベン・クレンショー、そしてこれまでのマスターズ最年少記録保持者であるマッテオ・マナッセロ（イタリア）と同組となった。

日本勢は藤田寛之がハンター・メイハン、フランチェスコ・モリナリ（イタリア）との3サムに。「いい選手たちと回れる。特にハンター・メイハンは好きなスイングをしている」とティオフを待ち望んだ。

そして5年連続の出場となる石川遼は、昨年のフェデックスカップ王者ブラント・スネデカー、世界ランク3位のジャスティン・ローズ（イングランド）といった優勝候補の一角といえる2人とラウンドする。どちらも飛距離主体のパワーゴルフではなく、切れ味鋭いアイアンショット、パットを持ち味としており、こちらも「自分がいま、一番見たいゴルフをやっている選手たち」と歓迎していた。（ジョージア州オーガスタ／桂川洋一）