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P.ミケルソン パターのグリップ調整

テキサス州のレッドストーンGCで開催中の「シェル・ヒューストンオープン」最終日。フィル・ミケルソンは「68」でホールアウトし、16位タイの通算10アンダーまでスコアを伸ばしてフィニッシュした。

この日は出だしから4連続バーディを奪う猛攻で、優勝争いに加わるかに見えたレフティ。「素晴らしいスタートが切れたから今日は楽しかったな。4番が終わってから、勝つチャンスも出てきてプレッシャーを感じてきたよ」と突然のチャンスに恵まれる。しかしその後は勢いがピタリと止まり、12番まではパーが並ぶ展開に。「残念なことに4番が終わってからは上手くいかなかったね」と苦笑いでフィニッシュした。

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今シーズンもパターのグリップに試行錯誤を繰り返している。初勝利を挙げた2月の「ウェイストマネジメント フェニックスオープン」や、前週の「アーノルド・パーマーインビテーショナル」など多くの試合で、クロウグリップを披露。そして今週は再び通常の握りに戻した。

「今日はあまりパットを決められなかったけど、感じは良い。回転の仕方もいいし、スピードもね。打ちたいラインには出ていたけど、正しくグリーンを読めていなかった」としたものの、握り方については「また行ったり来たりだろうね」。バックスイングを始める直前に手首をわずかに飛球線方向に出す“フォワードプレス”が強すぎるのが悩み。それを修正するのに、クロウグリップが役立っているという。オープンウィークを経て迎える「マスターズ」では、どんな握りをしているだろうか。(テキサス州ヒューストン/桂川洋一)

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2013年 シェル・ヒューストンオープン



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