出場選手が生の全英をレポート

左）「一人全英オープン」で予選突破！？ 右）4番ロングにある巨大バンカー

佐藤信人／33歳。昨年賞金ランク2位に入り、全英オープンの出場資格を得る。

こんにちは、佐藤信人です。今日も朝の7時20分から練習ラウンドをまわりました。昨日、一昨日とは違った向きの風が吹いていたのでちょっと難しく感じました。このコース、風が吹くと難しいです。こっちの風はとても重いんですよ。フォローだと思った以上に飛んでしまうし、アゲインストだと思った以上に飛ばない。風が強く吹くと、別のコースのようになってしまいます。

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さて、今日も練習ラウンドの感触をお伝えします。
昨日に続き、「一人全英オープン」をやりました。宮瀬選手と二人でまわったのですが、きちんとスコアをつけて、本番さながらの練習ランドです。今日も1アンダーで、昨日と合わせて2日間トータル2アンダーの「一人全英オープン」。僕の中での予選カットラインがイーブン（僕の勝手な予想）だったので、見事「一人全英オープン」予選通過です。

やったー！！

明日からの本番も、この調子でいきたいです。明日はちょっと天気が崩れるみたいです。風と雨とカミナリの予報が出てるみたい。僕のラウンドの時だけやんでくれたらいいんですけど。やはり全英は天気がカギを握ります。

このコースは、深いポットバンカーが数多く点在します。かなりやっかいなバンカーです。バンカーに入ってしまってもスタンスは取れる大きさなので、リカバリーを狙える可能性があるところもあるのですが、とにかく入れないに越したことはないです。今日も、僕の中での難易度ベスト3の15番ミドルで、ティショットをバンカーに入れてしまいました。このホール、11個もバンカーがあるんですよ。残り201ヤード、アイアンでクリーンに打てたので上手くグリーンオンできました。今日はよかったですが、一つ間違うとバンカーから出すだけになってしまいます。そうするとノーチャンスですね。

いよいよ明日から本番です。自然体で頑張りたいと思います。結構調子は良くて、ひょっとしたら今シーズンで一番良くなってきてるかも。とにかく、「一人全英オープン」と同様、まず予選突破を目指して頑張ります。

2003年7月16日（水）ロイヤル・セント・ジョージズにて