「マスターズ」6度目の挑戦となる片山晋呉は、現地時間の10時45分にセルヒオ・ガルシア、バート・ブライアントと共に1番ホールからスタート。練習ラウンドではオレンジやピンクといった鮮やかなウェアを着た片山だが、初日は黒のポロシャツに同じく黒のハットを被って登場した。

何度体験しても緊張するというスタートの1番ホールでボギースタートとなった。2番、3番をパーでつないだが、4番パー3から3連続ボギーを叩いてしまった。今週はまったく雨が降らず、日に日に硬くなるグリーンを捕らえきれず、バーディチャンスにつけることが出来なかった。

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後半も11番でボギーを叩くと、13番、15番のスコアを伸ばしたいパー5でもチャンスにつけることが出来ず、15番に至ってはボギー。さらに16番パー3でもこの日7つ目のボギーを叩き、バーディを1つも奪えずホールアウトした。

初めて予選落ちに終わった2002年大会の初日でさえ15番パー5ではバーディを奪ったが、「マスターズ」ではじめてのノーバーディフィニッシュ。スコアも「79」の自己ワースト記録を打ち立ててしまった。2日目に3ストローク以上伸ばさなければ、2度目の予選落ち必至という状況になってしまった。

• マスターズ初日