石川遼の最終日ホールバイホール/全ショット速報
2013年 ノーザントラストオープン
期間:02/14〜02/17 場所:リビエラCC(カリフォルニア州)
石川遼、今季初の賞金も「ゼロに等しい」
カリフォルニア州のリビエラCCで開催された米国男子ツアー「ノーザントラストオープン」で、今季4試合目にして初の最終ラウンドを迎えた石川遼は、3バーディ、4ボギー、1ダブルボギーの「74」。スコアを3つ崩して通算5オーバーの61位タイに終わった。
10番からスタートした石川は13番でボギーを先行。続く14番パー3でバーディを奪ったが「ミスが2つ続いてしまった」と、15番でダブルボギーをたたいてしまう。その後、17番パー5、折り返し後の1番パー5で着実にバーディを奪い、スタート時の2オーバーまで盛り返したが、2番から3連続ボギーと勢いを止めてしまった。
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「課題はアイアンの精度です。良かったホールもあるんですけど、バラつき方というか良い時と悪い時との差というか・・・」。アイアンでグリーンを捕らえられず、捕らえたとしてもチャンスに付けることができず苦しいラウンドとなった。
今季4試合目での初賞金に「自分にとってはゼロに等しいですね」と前を見つめる石川。「毎日終わって、今日はここが良かった、ここが良くなかった、これを明日に生かそうっていうことを毎日やっています。今日もこれからもちろん振り返って、ここが足りないなっていうことで再来週にいかそうっていう風にやりますけど、全部それも優勝争いをする為、優勝する為の事なので、その結果っていう事に関しては、賞金だったりフェデックスポイントってことは、今の段階では自分の頭の中には0.1%くらいしか入っていないかなと思います」。
プロ転向後、初めて赤いウエアを着用しなかった最終日は、納得のいく内容にはならなかった。次週「WGCアクセンチュアマッチプレー選手権」はワールドランキングで64位以内に入れなかったためにオープンウィーク。再来週の「ホンダクラシック」に向けてアイアンショットを中心とした再調整を行う。