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タイガーのチャリティ精神『ゴルフは道具』

「ゴルフは私が人々の手助けをするための道具に過ぎない。ゴルフを通じて、多くの人々の心に触れ、ポジティブな方向に導くことができる」。こう壁に書かれたタイガー・ウッズの言葉。この言葉はターゲットハウスという特別な施設の図書館の壁に書かれている。

スコット・ハミルトン(84年冬季五輪メダリスト)
「ターゲットハウスとは、メンフィスにあるセントジュード小児病院の特別施設で長期治療の必要な子ども達のために、家族と一緒に過せる病棟なのです。病棟というより、ちょっとしたホテルのような宿泊施設で、家族と子ども達が一緒に住むことが出来るのです。この施設のおかげで子どもと親が離れ離れに過すこともなくなりました」

1999年タイガー・ウッズ基金がこのターゲットハウスに図書館を建設。そして現在は「タイガーウッズパフォーマンス館」の建設が行われている。タイガー以外にも多くのスポーツ界、ハリウッド界からの支援がこの施設には贈られている。スコット・ハミルトンはフィットネスルームを寄贈した。そしてその多くの支援者たちが直筆の絵を残している。

マルロ・トマス(セント・ジュード児童病院)
「象の絵を書いてもらっています。象は、力や家族の象徴ですので、このターゲットハウスのシンボルなんです。タイガーが寄贈してくれた建物の前に象の噴水もあるんです」

エイミー・グラント、シンディ・クロフォード、ノーラン・ライアン、ブリトニー・スピアーズ、ビル・コスビー、トム・ハンクス、そしてゴルフ界からはタイガー・ウッズティム・ヘロン、タイ・トライオンらの絵が飾ってある。

スコット・ハミルトン
「病気の子どもを抱えた両親は大変な苦労と精神的な苦痛を味わっています。この施設で多くのサポートを得ることで彼らの精神を少しでも楽にしてあげられれば、彼らが子どもにより良い愛情をかけられ子どもの回復も早くなると信じているのです」

タイガーのチャリティ精神、「ゴルフは、私が人々の助けをするための道具に過ぎない。ゴルフを通じて、多くの人々の心に触れ、ポジティブな方向に導くことができる」。彼の偉大さを改めて知ることのできる、控えめでありながら大きく温かい言葉だ。

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