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PGAツアーの新スロープレイ罰金制度に異議あり!

PGAツアーが試合中のプレイのペースを早くしようという方針を打ち出したことについて、それに納得できないプレイヤーの一人がブランデル・シャンブリーだ。一打につき45秒というけれど、難しいショットの場合には45秒以上必要であり、それはスロープレイとは違うのだという立場である。プレイの早い者だって問題だし、ツアーの競技役員たちの言っているのは30年前に自分たちがそうしていたというペースであり、準備が整っていないうちにショットをするのはプロフェッショナルではない、ということをシャンブリーは主張している。

スロープレイが二度目になると5,000ドルの罰金を科されるという新ルールに、彼は異議を唱えている。これまでは二度目の罰金が大きくなるということはなかった。ペナルティー・ストロークにこそならないが、その罰金は年間を通して加算されていく。

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「厳しすぎるし、ひどすぎる」とシャンブリー。2001年のプレイヤーズ・チャンピオンシップの16番ホールでトラブルからの難しいショットの時に規定時間を2秒超過して1,000ドルの罰金を科された経験をもつ彼は言う。

「ルール・オフィシャルだってそんなことはやりたくないんです。タイガー・ウッズがマスターズ最終日に2度スロープレイを指摘された状態でアーメンコーナーにやってきたとしたらどうです。みんなが注目するのは、どんなに素晴らしいショットを彼が放つかということじゃなくて、彼は制限時間内に打てるのかという点になってしまう。ショットクロックなんてしまい込んだ方がいい」

シャンブリーは同じラウンド中、4度目のスロープレイでそのプレイヤーが失格するという新ルールにも抗議している。

「もしもタイガーがマスターズで優勝争いをしていて、次のスロープレイで失格という場面を迎えたら、結末は推して知るべしですよね。失格させるんですか? タイガーに、君は終わりだと? よしてくださいよ・・・」(GW)

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