石川遼、マスターズ出場決定に「ありがたく、うれしい」
2009年 マスターズ
期間:04/09〜04/12 場所:オーガスタナショナルGC(ジョージア州)
石川遼が「マスターズ」で公式会見を行う見通し
4月9日(木)にジョージア州にあるオーガスタナショナルで開催するメジャー初戦「マスターズ」。この世界中が注目するゴルフの祭典において、石川遼の公式会見が行われる見通しであることが分かった。まだ正式な発表はされていないが、実現すれば米ツアーでの開幕前の公式会見はこれで4度目。推薦による初出場のプレーヤーが「マスターズ」の公式会見に呼ばれることは、極めて異例と言えるだろう。
「招待して下さったことを心から感謝することはもちろん、どれだけ興奮したかを伝えたいですね。いろいろな人に感謝をしなくちゃいけないし、会見の場で感謝を伝えられて光栄だと思います」。会見が行われた場合、過去3度の会見と同様に、主催者を始めとする関係者に向けて心からの感謝を英語で言葉にする考えだ。
この日は、昨日に続いて2度目のオーガスタをラウンド。昨日の初ラウンドは2アンダーと上々の結果だったが、この日は2バーディ、5ボギーの3オーバー。朝から雨模様だったこともあり、「ドライバーでランがまったく出なくて、全体的にコースが長く感じた」と石川。グリーンに関しても「3パットの嵐でした」とお手上げ状態だった。「雨でグリーンが速く感じました。ラインも曲がらないように見えて曲がりますし、今日は2メートルが残ったら絶対に入りませんでした」。1番、2番をパーとした後、3番で1.5メートルのパーパットを外して3パットのボギー。4番、5番でもショートパットを外してボギーとすると、6番でも3パットで4連続ボギー。13番パー5でも2オンに成功するも、3パットのパー。「ビックリするくらいグリーンが難しかった」と、改めて“魔女が棲む”と例えられるオーガスタのグリーンに警戒心を強めていた。