「プレジデンツカップ」3日目/世界選抜が怒涛の6連勝!!
2003/11/23 09:00
米国代表と世界選抜で争われる「プレジデンツカップ」の3日目。2日目の午前と同じ2人1組でのフォーボールが6試合行われた。米国が3ポイントリードして迎えたが、会場となった南アフリカは異様なムードが漂い始めた。
第一試合のピーター・ロナード、スティーブン・リーニー組は、米国のフレッド・ファンク、フィル・ミケルソン組に対し、9番ホールでオールスクエアに戻すと13番ホールでリードを奪い2アンド1で勝利。
続く2試合目に登場した地元のアーニー・エルス、ティム・クラーク組はベテランのフレッド・ファンク、ジェイ・ハースを3アンド2で下しチーム全体に勢いがついた。2試合目から5試合目までは米国チームが一度もリードすることなく世界選抜が勝利。
米国の切り札、タイガー・ウッズ、チャールズ・ハウエルIII組もビジェイ・シンとレティーフ・グーセン組の前に完敗だった。そして最終6試合目でも、デービス・ラブIII、デビッド・トムズ組が序盤リードしたが、ニック・プライス、スチュアート・アップルビー組が試合巧者ぶりを発揮し逆転。この日行われた6試合全て世界選抜が勝利を収めた。
対戦ポイントは、世界選抜12.5ポイントに対し、米国は9.5ポイントと前日のまま。明日最終日にシングルス戦が行われるが、個人戦では米国有利という評判になっているため、最後まで気の抜けない展開になってきた。
※1フォーボール:各選手がストローク競技を行い、ホールごとに良い方のスコアがチームのスコアとなる。
※2フォーサム:チームのボールは1つで行い、チームのパートナーと交互に打っていく競技方式。