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デュバル復活のカギはメンタル
2003/05/20 09:00
米ツアーのデビッド・デュバルは長いスランプにあえいでいる。先週のEDSバイロンネルソンでも7試合連続となる予選落ちを喫した。今年は10試合に出場してニッサンオープンで42位タイの1回だけ予選通過という不調ぶりだ。しかし朗報なのは、初日77を叩いたのに対し、2日目は69と復調の兆しを見せた事だ。これは最近16ラウンドぶりのアンダーパーとなった。だが依然ドライバーの調子が戻らない。初日のフェアウェイキープはたったの1回で、2日目は6回と本来の調子からは程遠い。
現在の賞金ランクは182位で、フェアウェイキープ率は185位と最悪。実に43.9%だけという惨憺たる結果だ。ドライバーが荒れだしたのは昨年(2002年)からだが、それでも62%のフェアウェイキープをしていた。
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デュバルはバイロンネルソンの試合会場にある練習場で、父親でチャンピオンズツアーに参戦するボブ・デュバルと、マスターズ以来コーチをしているデビッド・レッドベターに付っきりで見てもらった。予選落ちした後、父親に「技術ではなくメンタルの問題だ」と打ち明けた。
「ドライバーに自信が持てない」というデュバルは、今年ナイキ、キャロウェイ、タイトリスト、キャスコなどのドライバーを試してきた。「技術ではない。技術的な問題は解決してきたが、今は不安にかられて仕方がない。それは手首や腰、肩の痛みから来るものなのかもしれない。治る時は来ると思うが、時間はかかる。復活するよ」
父のボブは息子でビッドのスウィングを「悪くない」と評価する。「問題は、練習場での調子を試合で発揮できないことだ」と話す。
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