【WORLD】今こそオーガスタに女性会員が必要だ
オーガスタに初の女性会員 ライス元米国務長官ら2人
2012/08/21 18:35
米国男子メジャー「マスターズ」の開催コースであるジョージア州のオーガスタナショナルGCは、過去初めてとなる女性会員の入会を認めたことを明らかにした。最初の会員となるのは、コンドリーザ・ライス元米国務長官(57)と、サウスカロライナ州の財政家であるダーラ・ムーア(58)氏の2人。
1936年の開場以来、会員は男性のみで、これに抗議する声や批判が続いていた。2002年には女性団体協議会のマーサ・バーク氏がクラブに女性会員を加えるべきと主張したが、当時のチェアマンであるフーティ・ジョンソン氏はオーガスタナショナルにいつか女性メンバーが加わるだろうと示唆しながらも「それは、銃剣を突きつけられてのものではない」とコメントし、それはクラブが大衆のプレッシャーに屈しないという意思表示にも、性差別主義の象徴ともとられ、一人歩きをしていた。
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06年にジョンソンのあとを継いだビリー・ペイン氏は、新メンバーの選考について慎重でプライベートなこととし、ライス氏とムーア氏を他のメンバーと区別して扱うことはないとしながらも、歴史的意義を考慮して2人の新メンバーの加入をアナウンスした。
ペイン氏は「これらの成功した女性たちは、われわれのゴルフに対する情熱を共有し、2人ともメンバーにもよく知られ、尊敬されている。これはクラブの歴史において、意義深く、前向きな瞬間で、メンバーを代表して新メンバーをオーガスタナショナルファミリーに迎えることを歓迎したい」と声明を発表している。
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