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2012年 全米オープン
期間:06/14〜06/17 オリンピッククラブ(カリフォルニア州)

コツコツ派?フューリックとマクドウェル、歴代覇者の2人が浮上

地味に、“コツコツ”と。グレーム・マクドウェルはそう言われるのを嫌う。それは失礼な表現であり、ゴルファーの正当な評価ではない、と。

一方、ジム・フューリックはそう呼ばれることを気にしない。特に全米オープンがその舞台なら。「いい言葉だね。無理をせず、コースが与えてくれるものと向き合ってベストのゴルフをするだけだ」。

“コツコツ“という言葉に対しての意見は合致しないかもしれないが、この2人は全米オープンを勝つために必要なものを知り尽くしている。フューリックは2003年にオリンピアフィールズで、マクドウェルは2年前、この会場(オリンピッククラブ)のすぐそばのペブルビーチで優勝している。

そして、2人とも“コツコツ”(この際、この言葉を使わせてもらう。ごめん、マクドウェル)とスコアメイクした結果、オリンピッククラブでの決勝ラウンドに駒を進め、2つ目の全米タイトルが視野に入っている。36ホールを終えた時点でフューリックは通算1アンダーでタイガー・ウッズデビッド・トムズとトップタイ。マクドウェルは1オーバー。土曜日の第3ラウンドを前に、このビッグネーム4名がリーダーボード上位に名を連ねた。

フューリックとマクドウェルは土曜日にプレーをともにしないが、この予選ラウンド36ホールは同組に入っていた。フューリックはこの2日間、自分が最も得意とする効率的なスタイルを崩さなかった。フェアウェイとグリーンを的確に捕え、愚かなミスをせず、要所でパットを沈め、スマートにプレーしている。

マクドウェルにとって、この2日間は自身が称賛し、かつ真似をしようとしているフューリックのプレースタイルを間近で見るチャンスにもなった。18ホールどこにも手を抜ける場所がない過酷なセッティングだけに、そのスタイルが最大の武器となる。全米オープンを勝ちたければ、フューリックのプレースタイルがお手本であり、金曜日の1アンダー、「69」がその最たる例だ。

「(全米では)『ジム・フューリックゴルフ』が求められる。昨日、そして今日と近くで見ることができたが、彼は無駄なリスクを取らない。フェアウェイに落とし、パットも上手い。ここぞというチャンスの時だけ攻める。俺も同じスタイルだ」とマクドウェル。

2010年にFedEx Cupを手にしたフューリック。昨年はこのような堅実なゴルフをしていなかった。成功した年の翌年になると多くのプロがスイング調整をしたがるもので、フューリックも例外ではなかった。フューリックも自身のゴルフに微調整を加え更なる高みを求めた。ギアにも手を加えた。

だがいずれも失敗に終わった。そして、パッティングのタッチが合わなくなってしまっていた。

しかし、きっかけをつかんだのは11月の「プレジデンツカップ」だった。出場した5試合全てで勝利。その勢いのまま今年に入り、堅実なプレーを取り戻した。3月の「トランジションズ選手権」ではプレーオフに進出、数週間前の「クラウンプラザインビテーショナル」では4位でフィニッシュした。

そして今週、ここまでの36ホールは全てが噛み合っている。パーオン率は75%でボギーは僅か3つ(うち1つはこの金曜日、5番ホール。ティショットが木の枝に当たりラフに落下、2打目でグリーンを狙えないという不運だった)。「4日ずっとコースに悩まされるのは決して好きじゃないよ。でも、難しいなりに、ここで求められるスタイルは何か分かっている。良いゴルフをしている時は、このコースは自分のスタイルに合う」とフューリック。

マクドウェルも決して全米オープンの試練を好んでいるわけではない。第2ラウンドは最後の4ホールで3つのボギーを叩いたため、2オーバー、「72」というスコアが物語るほど悲観するものではなかった。ただ、「正直言うと、ここでゴルフを楽しむことなんてできない。試練以外の何ものでもない」とマクドウェルは言うのだ。

しかしながらフューリック同様、北アイルランド出身のマクドウェルはこの挑戦を前向きに捉えている。ペブルビーチでは通算イーブンパーのスコアで、実に40年ぶりに欧州出身選手による全米オープン優勝を成し遂げた。しかし、太平洋から吹いてくる風以外、ペブルビーチとオリンピッククラブに共通点はない、とマクドウェルは言う。「ペブルでは幾つかのホールで違う攻略法があったけど、ここは1パターンで、ひとつしか正解がない。明確な攻略法があり、それに沿ってプレーするしかないんだ」

マクドウェルがフューリックの姿勢を尊敬するように、フューリックもマクドウェルのボールコントロール技術、特に欧州選手がリンクスゴルフで養ってきた、風を操るゴルフスタイルを称賛している。そしてそれ以上に、フューリックはマクドウェルの「タフさ」に目を見張るのだ。ペブルビーチ以外にも、2010年「シェブロンワールドチャレンジ」でタイガー・ウッズを下し、「ライダーカップ」でも最後にハンター・メイハンを破り欧州チームに優勝をもたらしたのがマクドウェルだ。「彼はガッツがあるよ。そして、この試合(全米)にピッタリのゴルフをする」とフューリック。

“コツコツ”プレーする同士だから、当然、互いを絶賛するポイントも似ているものだ。――by Mike McAllister, Managing Editor, PGATOUR.COM

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