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2011年 全米プロゴルフ選手権
期間:08/11〜08/14 場所:アトランタ アスレチッククラブ(ジョージア州)

R.マキロイにアクシデント発生 右手首と前腕の痛みで棄権も

今季の海外メジャー最終戦「全米プロゴルフ選手権」が11日(木)、米ジョージア州のアトランタ アスレチッククラブで開幕。今年の「全米オープン」を制したロリー・マキロイ(北アイルランド)が初日のラウンド中に右手首を痛めた。

午後1時45分に1番ティからスタートしたマキロイに、アクシデントが起こったのは3番ホール。ドライバーでのティショットを左の林方面に曲げると、ボールはベアグラウンドに浮き出た木の根っこに“張り付いた”。ここからの第2打。7番アイアンを強振するとクラブヘッドがボールの後に固い根っこを強打。右腕に激痛が走り、思わずクラブを手から離してしまった。

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だが、苦悶の表情を浮かべた22歳は応急処置を施しプレーを続行。その後はアイシングのため患部を冷やしながら次のショット地点まで歩いた。普段の美しいフォロースルーではなく、右手をいち早くグリップから離す。痛々しいラウンドを続ける姿に大ギャラリーは心配そうな視線を送った。

それでもアクシデントが発生したホールをボギーとするものの、結局4バーディ、4ボギーの「70」でまわりイーブンパーの23位タイと粘った。「手首と前腕を痛めた。すごく痛かった。最初は鋭い痛みが前腕に走って、だんだんと痛みの範囲が広がってしまった。手首の中から、ひじや肩にまで・・・。正直に言うと、良いショットの何回かはほとんど片手で打っていた」。

当然すぐに棄権することも考えられたが「今年最後のメジャーだ。来年のマスターズまでまだ6、7カ月あるだろう。痛みと付き合いながら、できるところまでやろうと思う」と言った。ラウンド後は精密検査を受け、関係者によれば、2日目の朝の状態を見て棄権するかどうかの判断を下す。(米ジョージア州ジョンズクリーク/桂川洋一)

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