「より良い人間になった」と笑顔で語るタイガー・ウッズ（ChinaFotoPress /Getty Images）

世界ランク1位に躍り出たリー・ウェストウッドとタイガー・ウッズが中国・上海にあるシャーシャンインターナショナルGC で開催されている世界ゴルフ選手権の第4戦「WGC HSBCチャンピオンズ」の会場で記者会見を行った。

世界ランク1位の座を失ったタイガーに対する質問が集中するなか、「スイングについてはとても良い状態にあるし、これからも（トップに立てる）機会があると思っている。自分が進むべき方向性は何も変わっていない」と語ったタイガー。また、不倫騒動に質問が及ぶと「いろいろな事を経験して、より良い人間になれたと感じている。私にとって素晴らしい存在である二人の子供の、良い父親になるよう努めている」と笑顔で語った。

「プレッシャーは感じていない」と余裕のリー・ウェストウッド

一方、世界ランク1位に躍り出たウェストウッドは「中国に来るのは5回目だけど、毎回、進化していることが実感できてとても楽しい」と中国の印象を語った。世界トップになったことで追われる立場となったが、「プレッシャーは感じていない。4～5週間前くらいからショットに自信が持てるようになってきた」と語り、世界ランク3位のマーティン・カイマーから、世界ランク1位になったお祝いのメールをもらうなど友人の後押しが更なる勝利へつながるか、期待がかかる。