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2010年 全米プロゴルフ選手権
期間:08/12〜08/15 場所:ウィスリングストレイツ(ウィスコンシン州)

遼、全米プロ練習日にドライバーと0番アイアンの試し打ちを繰り返す!

海外男子メジャーの今季最終戦「全米プロ」に出場する石川遼は、コースでの練習ラウンド2日目に入った。先週行われたWGCが終了し、一旦ホテルに戻って荷物を詰め込むと、日曜日のうちに開催地のウィスコンシン州に移動。月曜日はインコースの9ホールをラウンドし、この日アウトの9ホールを下見した。

1番や6番など、ティショットの落としどころが鍵を握るホールがいくつかあり、ドライバーで飛距離を稼ぐだけではなく、コントロール重視の攻め方も研究した。「このコースは0番アイアンが必要になる場面もあります。明日18ホールラウンドしてからになりますが、代わりにどのクラブを抜くか決めます」。0番アイアンの出番があることは間違いなさそうだ。

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18ホールラウンドしてみて「距離は長いですが、長いホールはフェアウェイが広く、逆に短いホールほど落としどころが難しいのがアメリカのコースらしいですね。ラフの芝質は粘り強いですが、グリーンは対応できそうです」と、海外での試合も繰り返すことで、掴んだ経験から芝の対応もできてきた。

もっとも警戒するホールに6番を上げた。グリーンが縦長で、その中間が幅7mしかなく、右サイドが大きく抉れた窪地になっている。その下はバンカーになっているため、落としてしまうと脱出すら困難な状況になる。「あそこに落とすミスはしないと思いますが、万が一のために練習しました」と言う石川は、何度も下から脱出を試みたが、成功率は30%程度だったが、トラブル対応の練習でも楽しみながら行っていた。

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