首位との差は7打だが、あきらめる様子はまったく無いタイガー・ウッズ

全米オープン第2日目、トップと5打差を追いかけるタイガー・ウッズは午前8時6分に10番ティからプレーを開始した。初日バーディを1個もとれず苦戦したタイガーは11番でグリーン右手前チップインのバーディを奪取。その後 パー5の14番でもバーディを取るもの12番、17番でボギーとしてしまい最初の9ホールはイーブンパー「36」でターン。2番、3番でティショットのミスが出てしまい連続ボギーとしてしまったタイガーは7番のパー3で今日3日目のバーディを取る事に成功した。結局2日目は3バーディ、4ボギーの「72」。リーダーとは初日の5打差から7打差に広がってしまったが順位は47位タイから25位タイと大きくランクアップしている。

大会2日目の午前は気温があまり上がらず風も穏やかなコンディションだった。「マリーンレイヤー」と呼ばれるしっとりとした状況の中、タイガーは自身が一番嫌がる引っかけ球を数回ミスしてしまう。12番、17番のパー3でティショットを引っかけてしまってボギーとした。3番では3番ウッドでドローを試みたショットは大きく左に曲がってしまう。これまでドライバーショットで左右にボールが曲がったことがあったがロングアイアンや3番ウッドのミスは少し心配だ。切り返しのリズムが少し早いように見えたが左に引っかける球はロフトが立ってしまい距離が出るためリカバリーが難しくなる。

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プレー後のインタビューでタイガーは残り2日で7打差というポジションについて「良い位置だと思う。全米オープンは週末になるともっとタフになる。コースは乾いてくるはず。」と説明した。他にも「まだ残りは長い道のり」と語り週末に向けての期待感を込めてコメントしていた。

明日は最高気温が15度とあまり気温が上がらず北西からの風が吹くと予報されている。 リーダーグループよりも約2時間早くスタートできるというアドバンテージをうまくスコアに表すことができるかどうか。鍵となるのは今日ボギーにしてしまった2番と3番をパーでしのいで6番でバーディを奪うことになるだろう。この3ホールでリズムに乗れば最終日はリーダーボードの1枚目（トップ8人）でスタートすることになるはずだ。

★ラウンド データ
・スコア： 72（36ー36）1オーバー 通算 74-72（4オーバー）
・バーディ： 3ホール
・パー： 11ホール
・ボギー： 4ホール

・パー3： 通算1オーバー
・パー4： 通算1オーバー
・パー5： 通算1アンダー

・フェアウエーキープ率： 71.43% （14ホール中 10ホール）
・パーオン率： 61.11% （18ホール中 11ホール）
・バンカーセーブ率： 0% （1トライ 0回セーブ）
・合計パット数： 29パット