2026年 全英オープン

メジャー最少62を異例の2人同日達成 日本で “2勝”のハーバート「僕はゴルフオタク」

2026年 全英オープン  2日目 ルーカス・ハーバート
メジャー最少スコア「62」をマークしたルーカス・ハーバート(Michael Reaves/GettyImages)

◇メジャー最終戦◇全英オープン 2日目(17日)◇ロイヤルバークデールGC(イングランド)◇7223yd(パー70)

メジャー今季最終戦の第2ラウンドで、メジャー最少「62」を2人がマークする異例の出来事が起きた。ルーカス・ハーバート(オーストラリア)とサム・バーンズが記録。同日の達成は、2023年「全米オープン」(ロサンゼルスCC)の第1ラウンドでリッキー・ファウラーザンダー・シャウフェレがマークして以来2度目、全英では初のケースだった。

まずはハーバート。オーストラリア出身の30歳は、最終18番で1.5mのパーパットを外すと、がっくりと肩を落として悔しがった。この一打に新記録が懸かっていたことを知っていたという。「もともとゴルフオタクだから、数字や記録のデータは全部頭に入っているしね。本当に最高だね。新記録とはいかなかったけれど、タイ記録だけでも心から誇りに思うよ」と喜んだ。

LIVゴルフを主戦場とするハーバートは、何かと日本に縁がある選手だ。23年に茨城での欧州&日本ツアーの共催競技「ISPS HANDA 欧州・日本どっちが勝つかトーナメント!」(PGM石岡GC)で欧州ツアー3勝目を挙げ、昨年は千葉で行われたアジアンツアー「インターナショナルシリーズ ジャパン」(カレドニアンGC)でリーグ初優勝を挙げている。記録更新はならなかったものの、9バーディ、1ボギーの会心のラウンドで39位から通算8アンダーで単独首位に浮上した。

2026年 全英オープン  2日目 サム・バーンズ
サム・バーンズは最終18番でバンカーから沈めるバーディで62を達成(Oisin Keniry R&A/R&A via GettyImages)

PGAツアー通算5勝のサム・バーンズは、ハーバートの2組後で記録した。16番から上がり3ホールを連続バーディで締めて、8バーディ、ボギーなし。最終18番では、ポットバンカーからの3打目をカップに放り込んだ。「自分でも驚いているよ」。初日は上がり3ホールが連続ボギーフィニッシュだっただけに「正直、昨日も内容は悪くなかったと思う。ただ、上がりの3ホールが最悪なフィニッシュだっただけでね」と笑った。こちらも3オーバー106位から5アンダー5位に急浮上した。

メジャー最少スコア「62」を初めて打ち立てたのは、2017年全英オープン第3ラウンドでのブランデン・グレース(南アフリカ)。奇しくも、舞台は今回と同じロイヤルバークデールGCだった。グレースは4アンダー6位で大会を終えたが、ハーバート、バーンズともにビッグスコアを追い風にメジャー初制覇なるか。(イングランド・サウスポート/中村文香)

<メジャー最少スコア62>
年/選手名/大会(コース・ラウンド)
2017年/ブランデン・グレース/全英オープン(ロイヤルバークデールGC・3R)
2023年/リッキー・ファウラー/全米オープン(ロサンゼルスCC・1R)
2023年/ザンダー・シャウフェレ/全米オープン(ロサンゼルスCC ・1R)
2024年/ザンダー・シャウフェレ/全米プロ選手権(バルハラGC・1R)
2024年/シェーン・ローリー/全米プロ選手権(バルハラGC・3R)
2026年/ルーカス・ハーバート/全英オープン(ロイヤルバークデールGC・2R)
2026年/サム・バーンズ/全英オープン(ロイヤルバークデールGC・2R)

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