久常涼は13位→67位後退 パッティングのリズムを崩すも全英初の週末へ
◇メジャー最終戦◇全英オープン 2日目(17日)◇ロイヤルバークデールGC(イングランド)◇7223yd(パー70)
最終18番で1mのパーパットはカップ左をかすめて外れた。この日を象徴するような一打に、久常涼は険しい表情を浮かべた。首位と3打差の13位から出た第2ラウンドは、3バーディ、6ボギー「73」で通算1オーバー67位まで後退。2度目の「全英オープン」で初の予選通過も当然、納得のいく内容ではなかった。
序盤は理想的な滑り出しだった。出だし1番で2打目をピンそば60cmに寄せると、3番では7mの軽いスライスラインを沈め、2バーディ先行の滑り出し。一時は通算4アンダーの8位まで浮上した。しかし、流れは長く続かなかった。8mから3パットを要した9番など、徐々にパッティングのリズムを崩した。14番も1.5mのバーディパットを決められない。スコアに対するパットの貢献度を示すストロークゲインド・パッティングは「-2.21」でこの日、全体149位に沈んだ。
中盤に5ボギーを重ねる苦しい展開でも、17番(パー5)で粘りを見せた。グリーン奥から下り傾斜の先に切られたピンへ、アプローチで繊細に寄せてバーディ。終盤に一矢は報いた。前回出場した2024年大会(ロイヤルトゥルーンGC)は9オーバー100位で予選落ち。この順位での決勝進出は本意でなくとも、巻き返すチャンスは36ホール残っている。(イングランド・サウスポート/中村文香)