我慢のイーブンパーに松山英樹「いいショットを連続して続けられなかった」
◇米国男子◇ザ・メモリアルトーナメント presented by Workday 初日(4日)◇ミュアフィールドビレッジGC (オハイオ州)◇7569yd(パー72)
2014年大会にツアー初優勝をあげた松山英樹は出だし1番で3打目のアプローチを30cmに寄せてパー。朝から多く詰めかけたギャラリーの喝采を浴びた。続く2番では6mのバーディパットを外して肩を落とす。3番で130ydの第2打を2mにつけてバーディ。ショット、パットともに上り調子は継続している様子で、このままスコアを伸ばしていく展開が期待された。
しかし、続く4番パー3でティショットを曲げて左のラフに入れ、2.7mのパーパットを外してボギーと流れに乗り切れない。7番パー5ではガードバンカーからの3打目を寄せてバーディを奪うも、続く縦長グリーンの8番パー3で再びティショットを左のバンカーに入れ、寄せ切れずにボギーを喫した。
「いいショットもいいパットもありましたが、なかなかそれが連続して続けられなかった」と試合後に振りかえったように、その後も9番、11番(パー5)と良いショットの流れからバーディを奪うも、13番ではティショットを左のラフに入れて再びボギー。さらに難しい終盤3ホール、17番ではアプローチを寄せ切れずスコアを落とした。最終18番は5mのバーディチャンスにつけたが、難しいラインを決めきれずパーでフィニッシュ。この日は4バーディ、4ボギーの「72」、イーブンパーでホールアウトした。
今の状態を考えるともう少し伸ばしたかったところだが、「悪くはないと思うけど、決めたいパットもいくつかあった」と語り、初日の内容は及第点ながらも課題が残る様子だ。
ミュアフィールドビレッジのラフ(ケンタッキーブルーグラス)は粘りが強く、一度入ると、グリーンに乗せるのも寄せるのも難しい。ただ、今回が13回目の出場でコースの特徴を熟知する。
「しっかりフェアウェイに置いてチャンスにつけられればスコアは伸ばせる。上位はそういうプレーをしている」とティショットの精度を残り3日のポイントに据えた。この日も良いショットを打ってもコースが一筋違ってラフに入るケースが多く、「なんでラフ入っちゃうの」とフィニッシュの姿勢で苦笑するシーンも見られた。
トップの5アンダーに4人が並ぶ混戦模様。上位にはトミー・フリートウッド(イングランド)、ウィンダム・クラーク、J.J.スポーンといった実力者の名前が並んだ。
「明日まで時間があるので、修正してスコアを伸ばせるように頑張りたい」と試合後は、すぐさまパッティンググリーンに直行。練習で汗を流した。(オハイオ州ダブリン/服部謙二郎)