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ビュイックで珍事!キャディーが途中で・・・帰った!?

PGAツアー「ビュイック・クラシック」で前代未聞の事件起きた。初日の15番グリーンでなんとブレンダン・パパスのキャディ、ランディ・フェルツが試合途中に「辞めた!」と怒り、コースから出て行ってしまったのだ。困ったパパスはギャラリーの一人に協力を頼み、キャディを引き受けてもらってフィニッシュしたのだ。

ブレンダン・パパス
「キャディと僕は、まぁ意見が合わなかったんですよ。今日はグリーンのラインを読むのが本当に調子悪くて、キャディにもアドバイスをくれるように頼んでいたんだ。でも彼はそれがイヤだったのかもしれない。15番で『ラインを読んだか?』と聞いたら、『自分で読め!俺に頼って、俺のせいにするな!』って怒り出してね。もう一度、『ラインを読んだか』って聞いたら、怒って出て行っちゃったんだ。彼との仕事は今日が最後だね」

残り3.5ホール分は地元消防士のブライアン・スラさんがバッグを担いだ。面白いことにスラさんは、10代にこのウェストチェスターGCでキャディのアルバイトをしていたという。

-思ったよりもツアー用のキャディバッグは重かったでしょう?

ブライアン・スラ
「いいや、ティーン時代に担いだご夫人たちのキャディバッグの方が重かったね」

-緊張しましたか?

ブライアン・スラ
「最初は驚いたよ。でも大丈夫だったよ。コースは良く知ってるし、ここでのキャディ経験はあるしね。楽しかったし、光栄だよ」

キャディのフェルツからもコメントを取ろうとしたが、他のキャディたちによると、コースを離れた直後にゴルフ場からも出て行ってしまったらしい。そういえば、映画「ティンカップ」で似たような場面があった。トッププロ役のドン・ジョンソンがキャディしていたケビン・コスナーをクビにして、ギャラリーからファンを呼び出しキャディを頼んだ。まさか現実でもこんな筋書きがあるとは、映画の脚本家も思っていなかっただろう。

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