メジャー最長ホールインワン達成 キム・シウーが252ydを決める
◇メジャー第2戦◇全米プロゴルフ選手権 2日目(16日)◇クエイルホロークラブ(ノースカロライナ州)◇7626yd(パー71)
PGAツアー4勝のキム・シウー(韓国)がメジャー大会史上、最長距離のホールインワンを達成した。後半6番(パー3)は252ydの設定。5Wでティショットがグリーンの手前側に着弾し、10ydほど転がってカップイン。クラブを高く放り投げて喜んだ。
2つスコアを伸ばした前半インは「泥がついたボールと格闘していた」という。予測不能の球の行方に苦労しながら、迎えたパー3の6番はその心配がなかった。ティアップした球を打つのは、距離が250ydを超えようが「泥つきボールを140yd打つのよりも簡単だ」。強いフェードボールを打ち出し、歴史の一部になった。
🚨 ACE ALERT 🚨
— PGA Championship (@PGAChampionship) 2025年5月16日
Si Woo Kim just made a hole-in-one from 252 yards on the 6th hole! 🙌#PGAChamp pic.twitter.com/o3HDWlfRIQ
キムは昨年7月、ロイヤルトゥルーン「全英オープン」3日目の17番(238yd)でもエースを達成。「エキサイティングだ。思い通りの良いショットが打てたから、最高の気分。メジャーのホールイワンは素晴らしい思い出になる」と胸を張った。
「64」をマークして通算7アンダー。首位のジョナサン・ベガス(ベネズエラ)に2打差2位と、メジャー初優勝へ絶好の位置だ。(ノースカロライナ州シャーロット/桂川洋一)