「もったいないプレー」 ポアナ芝に苦戦して星野陸也はカットライン圏外へ
◇米国男子◇ファーマーズインシュランスオープン 2日目(23日)◇トリーパインズGC (カリフォルニア州)◇サウスコース(7765yd)、ノースコース(7258yd、いずれもパー72)
2アンダーから出た星野陸也は、サウスコース(SC)を3バーディ、7ボギーで「76」でプレー。最終18番(パー5)は2オン2パットのバーディ締めにしたが、「今日は見ている人からしたら『もったいない』って思われたプレーだった」とスコアを落とした一日に悔しがった。
1番から3パットのボギーにすると、6番(パー5)で1m弱のバーディパットを外し、11番(パー3)は右奥のカラーから3パットしてボギーにした。
「ショットはそこまで悪いって感じではなかったんですけど、ちょっとポアナ芝の芝目がきつかった」
初日に「72」で回ったノースコース(NC)は2016年に全グリーンがポアナ芝からベント芝に張り替えられた。「綺麗なベント芝もあるけど、まばらにポアナ芝っぽいのも生えていて」と悩みながらもバーディを奪ってきた。一方でSCは全てポアナ芝。ボール位置からカップまでのラインをにらめっこしてラインを決めても、イメージ通りにボールは転がらなかった。
強風による中断を挟んだ影響で、29人が第2ラウンド未完了となっている。そのうちカットラインが引かれた1オーバー以内にいるのは15人。2オーバーで暫定71位にいる星野は週末に向けては厳しい位置だ。
「週末臨めたらまた同じコース(SC)ではある。(今日のような)小さいミスを少なくできるように考えてやって行きたい」と見据えた。もし予選落ちとなっても、当分はアメリカに残って調整する見通しだ。(カリフォルニア州サンディエゴ/石井操)