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松山英樹「気持ちが切れてしまった」 居残り練習は暗闇のなかで

◇日米ツアー共催◇ZOZOチャンピオンシップ 2日目(25日)◇アコーディア・ゴルフ習志野CC(千葉)◇7079yd(パー70)

気持の整理がつかなかったのか。第2ラウンドを終えた松山英樹はすぐに練習場へと向かったが、1球目を打つまでに7分近くの時間がかかった。1オーバー53位からの巻き返しを図ったこの日、3バーディ、2ボギー1ダブルボギーで連日の「71」。2オーバー65位に後退した。

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出だしの1番でティショットを右に曲げたが、ラフからピン奥5mにつけてパーセーブ。2番でピン左に絡めてバーディを奪い、前日に作った8打差を縮める気配を漂わせた。ティショットを大きく右に曲げた4番、約4mのパーパットを残した5番(パー3)もパーを死守。「(2番を)バーディにして、『今日こそは(良いスコアを)』と思いながら。トータル5、6アンダーを出そうと」いう強い気持ちでプレーに臨めていた。

怒りを隠せないミスショットが出たのは、1Wでフェアウェイ中央に置いた6番パー5。3Wを振り抜いた2打目は右の林方向へ行き、怒りをあらわにした。木を避けて低く出した3打目はグリーン奥のラフまで達してボギー。さらに8番では、グリーン手前ラフからの3打目のアプローチを大きくオーバーさせて4オン2パットのダブルボギーとし、「気持ちが切れてしまった」と痛恨の一打を振り返る。

今年初めての国内でのプレー。松山を見ようと帯同するギャラリーは多かった。声援の後押しも受けて10番、14番(パー5)とバーディを奪い「またアンダーパーで回れると思った」と息を吹き返したが、乱れるショットにフラストレーションはたまり続ける。右に曲げた15番のティショット後には、クラブヘッドをティイングエリアに設置されたティマークに当て、エース1Wが破損する場面も。「自分がやってしまった」と反省の言葉が出た。

プレー後のドライビングレンジでは、スペアの1Wを十何球か打ち試し、感触を確認。ほかのクラブも打ちながら、最後はうなずいて新しい1Wをバッグに挿し入れた。その後は「どれだけ悪くても(組に)ついて来てくれる方がいて、少しでもバーディをと思っていたけど2つしか獲れなかった」という悔しさを込めるように暗闇になってもパッティンググリーンでボールを転がし続け、約1時間半の居残り練習を終えて帰路についた。(千葉県印西市/石井操)

2024年 ZOZOチャンピオンシップ 2日目 松山英樹 ハイライト
2024年 ZOZOチャンピオンシップ 2日目 松山英樹 ハイライト
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