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2024年 全英オープン
期間:07/18〜07/21 場所:ロイヤルトゥルーン(スコットランド)

松山英樹は2年ぶりバーディなし 粘りのプレーも出遅れ

◇メジャー最終戦◇全英オープン 初日(18日)◇ロイヤルトゥルーンGC(スコットランド)◇7385 yd(パー71)

10回目の「全英」に臨む松山英樹は4ボギー「75」でプレーし、首位に10打差の4オーバー82位と出遅れた。PGAツアーによると、バーディ“ゼロ”のラウンドは2022年「全米オープン」第3ラウンド以来、2年ぶり。まずは70位タイまでの予選通過ラインに向け、2日目は巻き返しが必須となる。

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初日は、急に雨風が強まった午後2時26分にスタート。フェアウェイキープ率は28.6%(4/14)、パーオン率も55.6%(10/18)と苦しい展開が続いた。

出だしの1番からティショットを左に曲げ、茂みからの2打目はアゲンストの風にも押し戻されてグリーン手前のバンカーへ。いきなりタフな状況を迎えたが、3打目をピンに絡めてスコアを落とさなかった。3番も左の茂みに入れ、2打目で振り抜いたアイアンのヘッドに長いフェスキュー芝が絡みつく。グリーン右奥に外しながらも、2.5mを入れてパーでしのいだ。

しかし、耐えて迎えた5番(パー3)でこの日最初のボギー。左のポッドバンカーから1m強に寄せたが、パーパットはカップ左を蹴った。初めてフェアウェイを捉えた6番(パー5)も、2打目を右に曲げて4オン2パットとし連続でスコアを落とした。

ティショットをポットバンカーに入れた8番と14番のパー3では、どちらも2打目で寄せて耐えたが、16番(パー5)で3m弱のバーディパットを外すなど、チャンスを生かせないまま最終18番へ。フェアウェイからの2打目をピン奥5mにつけて歓声を浴びたが、決められずに悔しさをにじませた。

前回、当地で行われた2016年大会は、2日目に「78」と崩れて予選落ち。あすの2日目、8年前の雪辱を果たすラウンドとしたい。(スコットランド・トゥルーン/谷口愛純)

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