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2024年 ファーマーズインシュランスオープン
期間:01/24〜01/27 場所:トリーパインズGC サウスコース(カリフォルニア州)

松山英樹 久々にかみ合った6アンダー

◇米国男子◇ファーマーズインシュランスオープン 初日(24日)◇トリーパインズGC (カリフォルニア州)◇サウスコース(7765yd)、ノースコース(7258yd、いずれもパー72)

好調なショットを象徴するようなプレーで、松山英樹が「66」を出し、首位と2打差の4位タイで好スタートを切った。

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伸ばし合いのノースコースをインから出て、序盤11番で2打目を2mにつけて初バーディ。13番もドライバー、アイアンとも完璧で、2mのバーディパットを真ん中から沈めた。17番パー5は2オンに成功し、3mのイーグルパットこそ外したが楽々バーディ。前半で3つスコアを伸ばした。

圧巻は後半の5番パー5だ。ドライバーでフェアウェイをとらえ、5番ウッドをカット目に打ってピン手前7mへ。マウンド越えのパットは、「タッチが強すぎたんですが、(カップに)当たってくれと思ったら入りました」とイーグルを決めた。最終9番のパー5は2打目でグリーン近くまで運び、アプローチを寄せてバーディで締めくくった。ノーボギーでの1イーグル4バーディは完璧に近い内容だった。

松山は「ミスもありましたけど、なんとなくまとめられました。チャンスのところを決められて良かったなと思います」と満足そうだ。ドライバーでフェアウェイを捉えるシーンが多く、フェアウェイキープは14ホール中8ホール。アイアンのコントロールショットも距離感が合っていて、パーオン14回。多くのチャンスでパットが決まれば、自ずとビッグスコアにもなる。

「久々にパットも良かったですね。短いのを外しましたけど、2番とかいいところで入ってくれました。そういうのが入ってくれると、流れを切らさずできるんでよかったなと思います」。2番はグリーン右手前ラフからのアプローチが2m近く残ったが、ラインを読み切ってパーパットをしぶとく決めた。「ストロークが良かった部分もあると思います」と、パット復調のヒントをつかんだかもしれない。

2日目は難度が高いとされるサウスコースを回る。「ティショットをフェアウェイに置ければチャンスにつく回数も多くなると思うので、そこに向けていきたい」。試合後はパットのいいイメージを持ったまま、練習グリーンでひとしきり球を転がした。(カリフォルニア州ラ・ホヤ/服部謙二郎)

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