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タイガー・ウッズがナイキとの契約に終止符「27年間、素晴らしい思い出」

タイガー・ウッズは8日、SNSでナイキとの27年間にわたる契約の終了を発表した。

ウッズは母・クルチダさん、同社の創業者であるフィル・ナイト氏と並んだ写真を投稿して感謝のメッセージを添えた。

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「27年以上前、私は幸運にも世界で最も象徴的なブランドのひとつとパートナーシップを始めることができました。それからの日々は、素晴らしい瞬間や思い出でいっぱいで、名前を挙げ始めたらきりがない。フィル・ナイトの情熱とビジョンが、ナイキとナイキゴルフのパートナーシップを実現させたのです。ナイキで働く人々、これまで一緒に仕事をさせてもらった素晴らしいアスリートたちを含め、一人の人間として感謝を伝えたいと思います」

ウッズとナイキの関係は1996年にスタート。2016年にナイキがゴルフ用具から撤退するまで使用し、その後クラブはテーラーメイド、ボールはブリヂストンと契約したが、ウェアとシューズの着用は続いた。「TW」のロゴが入った自らのウェアラインを持ち、シグニチャーシューズは多くのツアープロも履いていた。

2021年2月に起こした自動車事故で大けがを負って以降、足首の負担を考慮してフットジョイのシューズでプレーする姿も見られるようになり、2023年で満了を迎えた10年契約の更新が注目の的となっていた。

ナイキも声明を発表し、「タイガー、あなたは競争相手、固定観念、慣習、古い考え方に挑戦した。ゴルフ界全体に挑戦した。私たちに挑戦した。そして何よりも、あなた自身に。その挑戦に対して、私たちは感謝しています」とレジェンドをたたえた。

ウッズは「『次の章があるのか?』と聞かれるだろう。そう、必ず次の章がある。LAで会おう!」とつづって締めくくり、大会ホストを務める2月「ジェネシス招待」(カリフォルニア州リビエラCC)での発表を示唆した。

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