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ウッズは家族3人プレーに「最高なこと」 右足首は順調に回復

◇米国男子(ツアー外競技)◇PNC選手権 初日(16日)◇リッツカールトンGC(フロリダ州)◇7106yd(パー72)

「僕たちとってこれ以上、最高なことはないね」。タイガー・ウッズが表情を緩ませたのは、8アンダーの11位で終えた初日の結果についてではない。4回目の出場となる14歳の長男・チャーリーさんと臨むツアー外競技のダブルス戦で、今回初めて16歳の長女・サムさんを自身のキャディに起用。親子3人による協力プレーを存分に楽しんだ。

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「サムは素晴らしかった。子どもたちをロープの中に入れて競技に参加できたことは、僕にとって特別なことなんだ」。サッカーに打ち込むサムさんとは普段、ゴルフコースでともに過ごす機会は少ないだけに、ウッズにとって貴重な時間となったようだ。

4月に右足首の固定手術を受けてから8カ月ぶりに競技復帰した先月バハマ開催の「ヒーローワールドチャレンジ」では、通算イーブンパーで4日間を完走。それから2週間が経過した今週の状態について、「足首が回復していることへの理解を深めている。足首に不安はないけれど、体の他の部分が痛み始めてはいる」と説明した。

ゴルフの状態については、「僕のプレーから早く“サビ”を取り除きたい。ヒーローでは日に日に良くなっていったが、ここでもプレーをするたびに良くなってはいる」と復調の途上にある様子。ウッズはバハマにおいて、来季は一カ月に1度のツアー出場を「最高のシナリオ」と述べているだけに、ファミリーイベントながら今週のラウンドにも高い関心が寄せられている。

一方のチャーリーさんは、自身のプレーについて「フェアウェイを外さず、本当にいいショットで飛ばすことができた」と手応えを口にした。321ydの13番パー4では、力強く振り抜いたドライバーショットがグリーンに着弾し、奥にこぼれる会心の一打を披露。「僕たちはパットが苦手なだけなんだ」と述べ、ウッズも「そういうことだね」と苦笑した。

競技は歴代メジャー優勝者ら20人が出場。それぞれ家族とペアを組み、スクランブル方式による2日間のダブルス戦で優勝を争う。

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