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「足首の痛みなくなった」タイガー・ウッズ 来季は“月イチ出場”も

◇米国男子(ツアー外競技)◇ヒーローワールドチャレンジ 事前情報(28日)◇アルバニーGC(バハマ)◇7449yd(パー72)

右足首の故障により途中棄権した4月の「マスターズ」を最後に、戦列を離れていたタイガー・ウッズが30日(木)開幕のツアー外競技で復帰する。28日の公式会見で、手術を経て痛みが軽減されたことを明かし、2024年シーズンのPGAツアー出場の見通しを語った。

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ウッズはオーガスタを去った2週後に患部の固定手術を受け、8カ月間にわたって治療とリハビリに励んでいた。現在は「オーガスタの時のような足首の痛みはないということは言える。他の部分に負担がかかって痛むことはあるけどね。手術は成功だった」と感じられるほどに回復。あす29日のプロアマ戦と合わせて90ホールを歩くことについて「まったく心配していない」と自信を見せた。

今月初旬に長男のチャーリーさんが出場したジュニア大会に向けて、ウッズは一緒に練習し、ボールも打ち込んでいた。同試合でキャディを務めた後、「おそらくプレーできる。そうしないのはなぜだ?」と自問し、今回のホスト大会でのカムバックを決めたという。

2024年の出場予定について問われると、「最高のシナリオは1月に1回の試合だと思う」と回答。思惑通りいけば、2月の「ザ・ジェネシス招待」(カリフォルニア州リビエラCC)、3月の「ザ・プレーヤーズ選手権」(フロリダ州TPCソーグラス)等への出場が期待される。

2週後に行われる家族競技の「PNC選手権」にはことしもチャーリーさんとペアを組むが、視線は年明けにも向けられている。「すべてに備えないといけない。今週はそこに向かうための大きなステップになる」。エースキャディだったジョー・ラカバ氏のボスが今季中にパトリック・カントレーに代わったため、今週はビジネスパートナーのロブ・マクナマラ氏にバッグを預ける。

ウッズの最後の優勝は2019年に日本で行われた「ZOZOチャンピオンシップ」。サム・スニードと並ぶツアー最多の82勝を挙げてから4年が経った。「戦うこと、プレーすることが大好きだ。ここでの仲間との争いやジョークを交わし合う雰囲気を懐かしく思っている。競争したいという気持ちが私を駆り立てている」。報道陣からの「まだ勝てるか?」の質問に「その通りだ」と即答した。

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